本日は、成績が良い子どもたちの、本の読み方についてです。
子どもの成長には、夢中になる体験が重要です。
まわりのことが見えなくなるくらい没頭し、集中することで、知的好奇心を育むことができます。
当然ながら、「夢中体験」は学習にも好影響をもたらします。
保護者のかたは、勉強以外のものに熱中している子どもの姿を見ると、つい心配になってしまいがちですが、むしろそうした体験こそが大事なのです。
さまざまな体験の中でも読書は本で描かれている世界に夢中になれる、身近な「夢中体験」のひとつです。
本選びの際に大事にしてほしいのは、子ども自身が好きな本を選ぶことです。
保護者のかたは、「いろいろな本をバランスよく読ませなければいけない」などと気負わず、例えば、スポーツが好きな子はスポーツの本を、虫が好きな子は虫の本を読んでいる姿を見守ってあげてください。
本そのものが苦手な子には、文字数が少なく、挿絵が充実したものでもよいでしょう。
子どもが保護者のかたが読んだことのない分野の本に夢中になっていたら、ぜひ親子でコミュニケーションを取る機会として捉えてみてください。
保護者のかたが「おもしろそうね。どんな話なの?」と尋ねてあげてほしいのです。
誰かに本の説明をする体験は、表現力や思考力を伸ばす貴重な機会になります。
お母さんが説明を聞いたら、「次はお父さんに教えてあげて」と促し、その次は「弟にも教えてあげてね」と家庭の中に本を紹介する活動を取り入れてみる。
相手に合わせて説明の仕方を変えることで、コミュニケーション能力を養う機会にもなるでしょう。
そうした活動の中で子どもをほめてあげることで、また本を読みたくなり、学習効果も期待できます。
読書をさらに効果的にするならば、本の読み方に着目してみてはいかがでしょうか。
データから成績上位の子どもは、「登場人物の気持ちになりながら読む」「だれが?なぜ?を考えながら読む」「どこが大切か考えながら読む」傾向にあります。
そうした読み方をしている子どもは、「人の気持ちがわかるようになった」「長い文章が読めるようになった」「新しいことをすでに知っていることと結び付けて考えるようになった」と回答する割合が高いのです。
読み方に少し気を付けるだけで、効果があります。
本の感想を子どもと話すときに、読み方を工夫すると、より深く理解ができたり、本の世界をより楽しめることを伝えてあげるとよいでしょう。
勉強の本質を理解して学習すれば、必ず問題は解け、成績は上がります!
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