こんにちは。
個別指導WAM 塾長の尾崎です。
綺麗なジャイアンという言葉を知っているだろうか。
ドラえもんの登場人物である、いつも乱暴な「ジャイアン」が、映画などの長編になるとたちまち仲間思いのリーダーに変貌し、観衆からの喝さいを浴びる現象のことだ。ヤンキーが野良犬をかわいがる、不登校だった子が学校に来る、強情な女の子が自分の非を認めて謝る。このような様子を見た人は、「おお、意外にいいところがあるんだな」と思う。これが「きれいなジャイアン」現象である。
しかし、「きれいなジャイアン」は一部の人から目の敵にされている。どうして今までまじめにやってきた人たちを差し置いて、どうしてたまたま良い行動をしただけの、もともとは「悪いヤツ」だった人が褒められるのか。やっと普通に戻っただけではないか。と。
しかし、私はそうは思わない。おかしいのは更生した不良が褒められる風潮ではなく、ずっと真面目にしていた人が褒められない風潮のほうだ。「普通に戻っただけやんけ調子乗んな」と貶すのではなく、普段から真面目な人を褒めるようにしよう。
勉強にもこれが言える。一学期中間テストの結果はどうだっただろうか。スタートダッシュをばっちり決めた人もいるだろう。例年通りのぼちぼちの結果だった人もいるだろう。中にはいきなりずっこけた人もいるだろう。私はどんな結果だろうと、真面目に努力した人は最大限褒めるようにしている。さあ、「きれいなジャイアン」になりたい君も、「普段から真面目」な君も、私と一緒にWam河西貴志校で一緒に頑張らないか?未来は君の手の中に在る。