こんにちは。Wam河北校です。5月も残す所あと数日。和歌山市では、日の出の時間が4時台に早まり、日の
入りの時間が19時台に伸び、梅雨が控えておりますが、雰囲気も「夏」になりつつありますね。真夏日も増え
てくるでしょうから、暑さ対策には、帽子の着用や水分補給など、こまめに気を付けて参りたい所です。さて、
概ねの学校では中間テストが終了し、返却されて来ている頃でしょうか?それでも、殆ど間を置かずに約1か月
後に次のテストですね(笑)さて、閑話休題の逆になりそうですが・・・、皆さんは「チョコレート」なる物を
食べた事はありますでしょうか?もしくは、食べる習慣がありますでしょうか?・・・「チョコレート」でそん
なに大げさに、と思われそうですが、「身近」で「当たり前」な、と言う「要素」を含んだ食べ物って、「重
要」な「役割」を果たす事が有るのだなと言う、どちらの意味でも感心(関心)した出来事に触れました。教科
で言うと「社会科」になるかと思われますが「世界一優しいチョコレート」と言うチョコレートの存在を私自
身、最近知りました。チョコレートの原材料はまずカカオで、そして甘みを付ける為に砂糖、更に必要あらばミ
ルク・バターなどを混ぜてさらに味わいを付けると思います。チョコレートに対する一般的なイメージとして
は、砂糖を使っていてやはり「甘い」部類の食べ物になりますし、糖分を取り過ぎると、脂肪に変わり「太って
しまう」と言う人の体の仕組み上の問題もあるでしょうから、余り、もしくは、虫歯も嫌だし食べたくないか
な・・・と言う方も一定数居るかもしれません。ただ、そのイメージを払拭するかの如く、お蕎麦や全粒粉パン
の様に、糖質(炭水化物)の中に食物繊維が組み込まれた「低糖質」のチョコレートや、カカオの苦みを活かし
たダイエット志向のチョコレートも出て来て、チョコレート=甘いのイメージに限らなくなってきている、と思
います。甘い~苦いのピンからキリ、そしてメーカーの数もありますから、チョコレートの選択肢いわば多様性
も今や普通でしょうね。その新たな「多様性の一つ」がこのチョコレートか、と思います。体中の皮膚や口腔内
の粘膜に疾患を持ってしまっている子供達が「チョコレート」と言う、「見た目」に抵抗を恐らく持たないであ
ろう「身近」な食べ物で「必要栄養素」を「自然」に「おいしく補給」出来ると言うのは、「チョコレート」に
新しい「概念」が吹き込まれたな、と感じます。少しお値段が張る様ですが、子供たちが「楽しみ」として抵抗
なく食している姿が何よりの「お墨付き」でしょうか?以前、「普通に物を食べられる事は幸せ」と言うような
事を申したと思いますが、食べる事を「定義」するとすれば、例えば生きる事に必要不可欠、社会用語でクオリ
ティオブライフの根幹・基盤、シンプルに表現すれば「楽しみ」で、食事の後の満足感・充足感が何とも言えな
い等、感じ方は多種多様かと思われます。「抵抗」なく自然に「食」せる事はやはり、「幸せ」で「嬉しい」で
すね(笑)「質」を追求する故、お値段が張る事もあるでしょうが、商売の都合上、材料(在庫)が多かった
り、余れば、値段が下がる(デフレ)と言うロジックもあります。お金を払えば「所有権」はその人に移るの
も、商売の都合上かと思われます。だからこそ、「理由」なく捨てられる食べ物が一人一人の心がけでせめて
「一口分」だけでも減れば、結果的にフードロス削減に繋がって、一人でも多くの人達に「作り手」の「優し
さ」が伝わるのではないか?と思う次第です。金八先生の様な言い回しになりますが、「優」と言う字は「人」
を「憂(うれ)」うと書きます。「憂う」のは相手の立場をでしょうね。私からして、人の体と言う物は、本当
にワガママだと思うので、ただ「食べやすい」物を作れば良いと言う、その様な単純には行かない事でしょう
ね。「このチョコレート」は私なりの例えで申すと、サツマイモの様な「自然的」作物を、「人工的」に一から
作れと言ってる様な物でしょうから、如何ほど相手の体に負担をかけないモノづくりの精度が求められたのか?
と考えます。材料の一つ一つからしても、作られた「場所」や「流通経路」等、人との「繋がり」を意識(社会
学習)する良い機会ですし、こう言った、「優しい食べ物」が更に広がって欲しいとは思います。人が「優し
さ」を「形」で表せた「物」のひとつですね。「社会」は「暗記」とは言いますが、全てがそうではなく、時に
は「関心」が軸になる「繋がり」を意識した「学習」が一つのミソだと私自身は思います。暑い日が増えて来て
いますので、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。