こんにちは! Wam三苫駅前校です。
本日は語彙力についてです。
「語彙力が高い人=知っている単語数が多い人」とイメージされる方も多いですが、それだけでは不十分です。
語彙力は、2つの能力の掛け合わせから成り、「適切に使えるかどうか」も同時に意識していく必要があります。
①語彙の量:どれだけ多くの言葉を知っているか
②語彙の質:状況に応じて、それらの単語を適切に選び、使えるかどうか
語彙力は、日々の心がけや努力の積み重ねによって鍛えられていきます。
おすすめの方法を4つほど紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
一番大事なのは、日常的に「言葉というものへの感度を高める」ことです。
「言葉にこだわる」と言ってもよいかもしれません。
例えば、私たちは一日の中で、ニュース記事を読んだり、誰かと会話したり、ドラマや映画を観たりなど、たくさんの言葉にふれます。
そこで使われている言葉をなんとなく聞き流すのではなく、「どのような言葉が、どのような場面で、どのように使われているか」を意識するようにしてみてください。
そして、「素敵だな」と思える表現があればメモしたり、知らない言葉が出てきたらすぐに調べる習慣をつけるようにしましょう。
当たり前ですが、書籍にはたくさんの言葉が使われています。
そのため、読書習慣を持つことも語彙力を高めるうえで非常に有効です。
ここでのポイントは、多様なジャンルの本を読むことです。
特定の分野に偏ると、そこで使われる語彙に詳しくなってきた時に、新たに出会える語彙量が減ってしまうからです。
例えば普段「ビジネス書ばかりだな」という人は、小説やエッセー、科学書、哲学書などのジャンルの本も意識的に手にとるようにしてみてください。
よく使われる単語や言葉の表現方法は、属しているコミュニティなどによって、微妙に変わってきます。
なので、自分とは異なる世代や性別、職業、価値観、ライフスタイル、趣味嗜好の人と話してみるという方法もおすすめです。
相手が使っている「面白いな」「素敵だな」と思う言葉の言い回しや表現を、自分の会話の中で取り入れていくことで、自分自身の世界も広がりますし、語彙のレパートリーもぐんと増えます。
インプットだけでなく、「書く」「話す」といったアウトプットをしていくことも重要です。
アウトプットの手段は、言葉を使うならなんでもかまいません。
日常会話はもちろん、現代はSNSやブログ、動画、音声メディアなど、個人が情報を発信できる手段がたくさんあります。
そうした場を上手く活用しながら、自分の考えや意見などをアウトプットする習慣を持つようにしてみてください。
「他者に読まれている」という感覚が適度なプレッシャーになるため、自然と正しい言葉を使うことを意識したり、もっと良い表現がないか調べるようになります。
言葉は、私たちのコミュニケーションを支える重要な要素であり、私たちの世界を広げてくれるツールです。
日本語という言語は、本当に豊かな言語で、使える語彙数が多いほど、心の機微や微妙なニュアンスも的確に伝えることができますし、理解することもできます。
ぜひ今回ご紹介した方法を日常で意識して取り入れ、語彙力を高めていってください。
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