教室ブログ

2022.05.19

「あまりのある割り算」の教え方。

こんにちは! Wam三苫駅前校です。

小学校3年生までの算数での、意外なつまずきどころについてです。

「あまりのある割り算(3年生の範囲)」は、低学年算数のつまずきどころとして、比較的よく知られています。
ですから、ミスを減らすよう反復練習をして、克服しようとする生徒も多いです。
にもかかわらず、高学年になってもよく間違ってしまう子もいます。
そこで、ここでは、「あまりのある割り算」についての教え方と、ミスの防ぎ方について解説します。

例えば、「17÷3=」という「あまりのある割り算」を、お子さんにどう教えますか。
いざ教えようとすると、どういう手順で教えればいいのか、すぐには思いつかないのではないでしょうか。
「あまりのある割り算」について、次の4つのステップで教えるのがおすすめです。

(例1)17÷3=
ステップ1:「17÷3=□あまり☆」と考える(□が商で、☆があまり)。

ステップ2:割る数の3の段(九九)で、割られる数の17より小さくて、17に一番近い数を探す。

ステップ3:ステップ3の数を探すと、3×「5」(=15)が見つかる。この5が商(□)である。

ステップ4:割られる数の17から、(3×5=)15を引くと2。この2があまり(☆)なので、「17÷3」の答えは「5あまり2」。

答え:5あまり2

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