教室ブログ
こんにちは。Wam河北校です。先日、暦の上では「夏」と申しましたが、ここ数日は雨が続いておりま
すね。週末は晴れ間が戻る様ですが、「春」の気まぐれにならない様祈ります（笑）さて、今回は、高校→
中学の順番で中間テストが実施される様で、既に範囲が発表され、準備に取りかかっている方もいらっしゃ
るでしょうか？特に時に中学１年生の方は、「初めて」の「テスト前」になりますから、遠足気分とはまた
違うでしょうが、「準備の仕方如何」に浮き足立っている方も少なく無いでしょうか？高校１年の方も国語
の観点で申せば、本年度の高校生から、高校によっては「現代国語」と「言語文化」の２つの教科に分か
れ、「読解テーマ」の「住み分け」を行うことで、内容に応じた「対応力」を付けていけるであろうか？と
言う事に私自身は期待をしております。ですが、それでも根っこの部分、どの時代においても「普遍的」
「統計的」に「共感出来得る物」や「人として大切かつ大事な物」を含んだ文学作品は色褪せず残される、
と言う意味では、代わって（変わって）行かないのではないか？と同じく期待を込めて思っております。
恐らく「言語文化」の分野だと思われますが、「児（ちご）のそら寝」今年もしている様ですね（笑）その
流れで行くと、「高名の木登り」もやはり行いそうな気がするのですが・・・。話しを中学１年生の方に戻
します。やはり国語のお話なのですが（汗）「話し方はどうかな」と言う作品、今回のテスト範囲になって
いるでしょうか？スポーツの実況と言うのは「現状」のアナウンスですから、いわゆる「式次第」の様な
「台本」はあるでしょうが、「八百長」でも無ければ本当に何が起きるかわからない為、決まった原稿があ
りません。アナウンサーの方、また、解説の方は、「視聴者」に分かりやすく、聞き取りやすく、画面に引
き付ける役割を果たす必要があります。目の当たりにされた事がある方もいらっしゃると思います
が、何故、あんなに言葉が途切れず、抑揚・表現豊かに話す事が出来るのでしょうね。ただ単に、「速く」
「正確」に喋る、話すだけであれば「機械的」な訓練・反復で済むかもしれないのですが（速さ・正確さも
当然大事ですよ？）、今まさに試合中
の選手に対しての一挙手一投足をジャストミートに合わせて感情豊かかつ臨機応変に話せるのは、選手一人
一人の事についてしっかり調べ上げている事もそうでしょうし、直接の欠かせない人となりの触れ合い（取
材）の「積み重ね」所以の所もあるでしょう。その「積み重ね」も含めて「経験」「訓練」となって、色々
な「人」や「分野」に繋がって来るのではないか？と思うのです。どれだけ「関心」が持てているかの度合
い次第で単なる「暗記」か「勉強」かに枝分かれする事も珍しくない様な気も致します。同じような事をず
っと申して来たかと思うのですが、次から次へと言葉が出てくる方は、関心の積み重ねによる、「繋がり」
の引き出しが満載多彩な方だと思います。今年度初めてのテスト期間に入り改めて思ったのですが、中学校
の教科書が昨年から変わり、教科間の繋がりが更に強くなったような気が致します。特に理科社会の自然災
害関連に関しては一つの典型例だと考えます。数学の計算が出来なければ理科の計算が、とは申してきまし
たが、更に理科の知識が不足していると社会の知識も不足する（逆もまた然り）と言う事態が、そろそろ当
たり前になってくるかもしれません。ただ、テストの点数を取る為だけに「その場しのぎ」「一時的」に覚
えるや、「覚えていればいいや」では無く、何故、教科間の仕切りを取り払って更に架け橋を作る様な仕様
になったのかは、これと言った正しい答えは無いですが、「多様な関心」を持つ時間を作って貰う為ではな
いか？と言うのが私自身のとりあえずの一つの所感です。「多様な関心」の「繋がり」によって作られた
「国
語力」を持った方達が、今後一人でも多く出て来て、以降どの様な影響を及ぼしてくれるのか？そういった
意図があるのかも知れないですね（笑）「本を読みなさい」と言われるが、何故か？「勉強しなさい」と言
われて何故か？昨年の教科書改訂には、今更ですが、そう言った目に見えないメッセージ性が含まれている
様な気が致します。テスト勉強で寝不足気味になるかもしれませんが、風邪などひかぬ様、体調にはくれぐ
れも気を付けて下さい。
