こんにちは。Wam河北校です。4月も半ばに入り、日中はどんどん汗ばむ陽気になって参りましたね。お
昼間はそろそろ半袖が恋しく、腹ごなしに、ウォーキング日和な日も増えてくるでしょうか?さて、本日
は、理科のお話を致そうと思います。体の仕組みの一部についてのお話です。小6生と中2生、または、高
校の生物において、消化管や消化液についての勉強をすると思われます。消化と言えば、やはり食べ物、食
事が大きく関わって参りますから、私個人的には年齢を重ねてくると、この知識がいかに大切か身に染みて
くる時があります。まず、食べ物を口に入れると、それをかみ砕いて(咀嚼(そしゃく))して飲み込まれ
るのは当たり前のお話かと思います。その上で、理科のお話を交えると、唾液に含まれている消化酵素、
「アミラーゼ」は主に炭水化物に含まれているデンプンを「ブドウ糖(麦芽糖)」に変える働きを持ってい
ます・・・単純にこの知識だけであれば「だから何やねん!」とか「そんな事が一体何の役に立つねん!」
と突っ込まれそうな気も致します。何故、例えばこういう事を「早い内」に学ぶ必要があるのか?と言う理
由が、私なりに有るのです。小学校の「ほけんだより」等で、時折
標語的にたしなめられる様に、「食べ物は一口で20回~30位、よく噛んで食べましょう」と言う物言い、
過去に目にされた方、少なくないかと思います。あながちと言うより、最近は「自分の身体を労わる」と言
う意味で間違っていないのだろう、と特に思います。
また、異論もある様ですが、朝昼晩と3食を欠かさず食する事も、身体の体内時計やバランスを整える意味
で大切という事も、強く感じています。自分の体の中にある消化管や臓器が、心臓の動きと血液の流れによ
り、仕事をしてくれていますから、しっかり働いて貰う為にも、食べ物の消化に負担を掛けさせない為に
も、「よく噛んで食べる」という事は大事なのだろうと思います。私はお医者さまではないので、偉そうな
事は申せませんが時間がないからと言ってよく噛まずにど
んどん飲み込んでしまうと、胃やすい臓などの臓器に負担がかかり、更に他の臓器にも負担がかかります。
「よく噛まず、急いで食べる」だけで色々な問題が起こって来るようです。若いから何とかなると言うの
は、やはり「若い内」だけなのですよね(笑)その「若い内」にきちんと学んだ知識を生活の一部にしてお
く事がなぜ大事なのか・・・?その幾つかが「唾液の性質」や「よく噛んで食べる事の大切さ」か?とつく
づく思います。最近の自分自身の食事を振り返ってみると、少し汚いですが(汗)、よく噛む事によって、
口腔内で食べ物(デンプン)がしっかりと蕩(とろ)けて小さくなっていくのが分かります。食事に時間が
かかるので、自然と腹八分目になります。お通じが概ね定期的になります。痩せようと思っていなかったの
に、数㎏痩せました(ちなみにある程度の運動はしておりましたが、すい臓への負担と血糖値の仕組みが関
係している様です)。また、個人的に食べ物を普通に噛んで食べられる事の有難みも最近併せて強く感じて
いる事も相乗効果ですかね。繰り返すような形ですが、「よく噛んで食べましょう」・・・この一言につい
ての背景を掘り下げていくと、「身体」と労わる事の大切さや、また、逆に自身がどれほど「身体」を労わ
れていないか?では、どう改めていくべきか?等色々な問題に行き着く様に思います。否定する様で申し訳
ないのですが、時間と戦っていらっしゃる方、たくさん居られると思いますが、食事に関しては、せめて
「ながら」の形であったとしても、「咀嚼」を意識する事を忘れない方が一人でも多く居てくれればいい
な、と思う次第です。あと、ついでで下世話ですが、虫歯になったら嫌でしょうが、歯医者に行きましょ
う!そして、一日最低2回、朝食後と寝る前に歯を磨きましょう!普通に物が食べられる事って、本当に
「幸せ」ですよ?(笑)汗ばむ日も増えてきておりますが、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。