教室ブログ
こんにちは。 個別指導Wam東淵野辺校 講師の菊池です。
塾に通っている皆さんに質問があります。
なぜ塾に来ているのでしょうか?
「受験に合格したい」、「数学が苦手だから」、「親に言われて来ている」など様々な答えが出てくるのではないでしょうか。
多くの人は「塾に来た理由(=最終的にどうなりたいのか)」を述べることができると思いますが、「そのための目標(=そのために何をしなければならないのか)」を述べられる人はごくわずかだと感じています。
先ほどの質問の答えの例であれば、
「受験に合格したい。合格するためには受験本番で苦手な英語で70点を取らないといけない。だから、英単語や文法の基本を固めるという目標を持って塾に来ている。」
「数学が苦手。特に方程式が全くもって分からない。だからまずは数学の中でも特に苦手な方程式を克服すべく基本的な内容を復習して、1学期の期末試験で平均点を取るために塾に来ている。」
「親に言われて来た。塾に来るのは嫌だけど、どうせ塾に来ているのなら教わっている英語の成績を伸ばして(言い方は悪いですが)親を見返したい。そのためには1年で習った文法をマスターしたい。」
などです。
もちろん、ここに書いているのは一例ですが、どの例にもあるキーワードとしては「だから・そのためには」です。
単に「最後にどうなりたいのか」を述べることは簡単ですし誰でもできます。
しかし、そこに至るために何をしなければならないのかを述べられない人が圧倒的に多いと思います。
「成績を上げるには塾に来ればいい。」これは誤解です。
塾に来たからといって成績が伸びる保証はどこにもありません。
私がこれまでに見てきた生徒のうち、成績が伸びた生徒に共通していたことは、先生に丸投げして受け身になって授業を受けることではなく、「自分の成績を伸ばすために目標を持って授業を受ける」という当事者意識があることです。
こういった目標を持っていた生徒の成績は、よく伸びる傾向にありました。
もうすぐ新学年になります。
先ほどの質問に「目標」を含んで回答できるように一度「塾に来ている理由とそのための目標」を考え直してみましょう。
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