数年前の受験前面談での会話
教室長:「この成績での受験はかなりチャレンジになると思います。志望校を変更しますか?」
保護者:「いや、このまま受験させます。落ちるとは思いますけど自業自得ですから反省して次の受験には頑張ってくれるでしょう。」
教室長:「そうですか。分かりました。」
後日、生徒との面談で
教室長:「来年自分がどこの高校に行っているか想像している?」
生徒 :「私立○○高校ですね。」
教室長:「え? そこはすべり止めだよね。第一志望は公立でしょ?」
生徒 :「うん、でも受かりそうもないし、○○高校でもいいかなって」
さて、この生徒はどうなったでしょう?
第一志望の高校には合格できませんでした。
では、後悔しながら勉強に精を出したのでしょうか。
もちろん、反省などしませんでした。
だって、自分の思い通りに進学できたのだから。
明日から春休みが始まり、4月には次の学年に進級します。
受験に限らず、自分の将来について考えるにはいいタイミングです。
家族で気持ちを一つにして一緒に歩んでいけるように話し合いをするのもよいかもしれません。