先日、保護者様から講師の言動のことでご意見をいただきました。
保護者さまから先生に対して意見が出ていますと、講師に話をきいたところ、「学校の先生に対しての発言だった」「やる気にさせるため」「ハッパをかけるため」などということでしたが、それはあくまで講師側の意見であり、言動にどんな意図があったかは関係なく、その言動で生徒に嫌な思いをさせているかもしれないと考えていないことに問題があったと思います。
人によっては、発言に敏感だったりして、自分の扱われ方によって、自己肯定感が上がったり下がったりしますし、発言によっては、深く傷つく可能性もあります。
私は成績を上げることも大事ですが、子どもの心の状態のほうが大切であると考えています。
先日面談で、最近数学ができなくなってきたのは学校の先生の影響だということを言っていた生徒さんがいました。去年までは分かりやすく楽しく教えてくれる好きな先生だったのに、あんまり好きじゃない先生に変わったからやる気がなくなったとのことでした。もちろん先生だけがすべてのきっかけではありません。
今回保護者様からいただいたご意見を真摯に受け止め、当塾では先生がきっかけで勉強を好きになってもらえるような、成績が上がったら自分のことのように喜んでくれる、この先生の言うことなら信じてやってみよう、そんな生徒たちから尊敬される講師を育成していくため、講師研修の仕組みを作り直し改善していくよう致します。