地域の皆さんこんにちは
個別指導wam八戸ノ里校の金田です
今日は普通じゃない「普通」についてお話しようと思います。
よく面談でこどもさんにどういう風に育ってほしいですかと伺うと
「普通」に育ってくれたらいいという答えが返ってきます。
でもこれ僕からしたらめちゃくちゃ難しいなって思うんです。
学校の平均点?それとも偏差値50?それとも大学にいけること?
「点数80点以上取ってほしい」と違い、「普通」には答えがないんです。
僕は「普通」くらいでと言われるとだいたいその「普通」の正体を探ります。
体感なのですが、多くの「普通」は「偏差値50くらいで大学いけること」であることが多いと思います。
そしてその延長線上には普通の企業に就職して、普通に暮らすにつながるのではないでしょうか?
では、1000人が中学を卒業したとして
4年生大学を現役合格し、4年で卒業し、正規雇用され、3年以上働く人数はどのくらいなのでしょうか?
「現場で使える教育社会学」という本によると1000人中163人だそうです。
たった16.3%です。だいたい6人に1人の計算になります。
みなさんがよくイメージする「普通」は普通じゃない時代に入っているのかもしれません。
周りと同じように普通にしていたら、あなたが望む「普通」は訪れないかもしれません。
今一度自分の思う「普通」って何か考えてみてはいかがでしょうか?
163人に入れなかった金田
P.S. そういえば最近こういう本を読んでいます