こんにちは。Wam四箇郷校です。今日は雨降りで少し肌寒くなりましたね。今日から彼岸の入りですが、少し早い暖か
さの便りだったのでしょうか?地蔵の辻の並木道にも、新しい桜の花が咲き始めて居るようです。今年の見た目の春も
もうすぐ追いつくでしょうか?さて、先週「便所掃除」と言う詩について匂わせましたが、それについて気ままに呟こ
うと思います。「3年B金八先生」と言うドラマで過去に引用された詩で、この引用された回の内容については、過去に
ブログで示しておりました。ただ、「便所掃除」その物については触れていなかったかと思います。以前のお手洗いに
は、基本は「便槽」と言う排泄物をため込んでおくスペースが有り、その容量がいっぱいになると、現在で言う汲み取
り業者の方が、現在で言うバキュームカーを使って回収をしてくれていました。今でこそ、電気系統や下水システムの
発達や普及により、レバーやボタン一つで、用を軽く足せる時代になったかと思います。また、バリアフリーや、未熟
児や幼児等、お子様連れの親御さんの事も配慮して、多目的トイレと言った物も登場していますね。私個人の見解にな
りますが、特に駅のトイレは「臭(くさ)い」「汚い」「入りたくない」と言った偏見を持っておりました。その、主
観の根幹には、不特定多数の人が変わる変わる利用しているからと言った印象があったから、だと思います。ただ、
「臭く」なる原因は、実は人間が身体活動の中で作り出される尿や便に含まれる「アンモニア」が主なのですね。お手
洗いの「不快」と思われる「臭(にお)い」や「環境」は人間が原因な訳です。基本、人間が使う場所ですから、人間
自体を批判している訳では無いですよ?(笑)今現在は、時折時折で外出がはばかられておりますが、今の地上駅や地
下鉄のお手洗いって、改装や趣向の広がり、そして、マナーの向上化が進んで、私が見てきた感じではすごく「綺麗」
なのですね。それは、その駅その駅を管理されている方々、例えば清掃員の方々の努力もあるのだと思います。語弊が
有りますが、人間の使い方次第でお手洗いと言う物でさえ、その印象やイメージがよくも悪くもなると思った次第で
す。残念な事に駅に限らず、深夜のコンビニエンスストア等では、夜間・深夜のみ、もしくは、終日お手洗いの使用を
お断りされている所もあります。お手洗いのついでにお買い物をして下さる方もいらっしゃるでしょうに、断固として
そこまでされると言うのは、やはりそれ以上の考えが有るのだろうか?と勝手ながらに察します。いろいろな駅のお手
洗いを使っていると、まるでホテルやビジネスビルなんじゃないの!?と言った綺麗な物もあります。「落ち着いた
ら」また、界隈を徘徊したいものです(笑)お手洗いの設置や用足し、回収作業そして、お掃除も「手動」で行ってい
た訳ですから、濱口國男さんのこの詩の文面を読んでいると、今のお手洗いに対する一定の「理解」や「多様性」が如
何に広がったか、と言うのが、個人的には窺い知れます。この文面の一連の流れが、旧国鉄(JR)駅員の方の「日課」
だった訳ですから、人間的な「慣れ」も恐らくあるでしょうが、「感心」致します(汗)日本語と言うのは、五十音や
抑揚を利用した洒落やユーモアを使いやすい他に、相手の「感受性」に訴えた物言いも少なくないと思います。「いつ
もきれいに使って頂いて有難うございます」と言う文面は、どこかで目にされた事は有りますでしょうか?「頭ごな
し」に「綺麗に使って頂いて」と遜(へりくだ)っている訳です。一歩引かれた物言いに、怒る方は先ずいないと思う
のです。一歩引かずに「上から目線」な文面を目にすると、余り気分が宜しくないとすれば、どういった物言いを利用
するか?と思ったり致します。「理解」や「多様性」が広まったとはいえ、それら故の事情もあるでしょうから、頭ご
なしに「汚さないで下さい」と言うのは、やはり宜しくないのでしょうね(汗)。文面の方は、ご興味が有れば、簡単
に検索出来ますので、ご覧になって下さい。昔ながらのお手洗い・トイレと言うよりは、「便所」のイメージがひしひ
しと伝わってくるかと思います。少し肌寒くなっておりますので、風邪等引かれぬ様体調には十分にお気を付けくださ
い。