個別指導Wam松伏校の髙橋です。
本日は、埼玉県公立高校入試の理科を分析しました。
理科は例年通り大問1の小問集、大問2~5で実験などの問題でした。
資料を活用しながら解答する問題も多く、一問一答中心に練習して来た受験生は
苦戦したのではないでしょうか?
大問1:小問集合
新たにダニエル電池が出ました。
そのほかは基礎的な問題が、まんべんなく出題されました。
大問2:天体
例年とは少し違い、会話文を読み込んで理解できないと解けない問題でした。
太陽暦、太陰暦など、見慣れないテーマで戸惑った受験生も多かったと思われますが、
基本的な知識があれば解ける内容でした。
大問3:消化と吸収、血液の循環と物質の運搬
酸素とヘモグロビンの関係など必修問題も出ましたが、ブドウ糖が吸収されグリコーゲンとして
蓄えられるところまでの流れをきっちり理解できているかを問われていました。
大問4:気体の発生とその性質
基本的なアンモニアの性質、二酸化炭素、酸素を発生させる方法が分かっていれば解ける問題でした。
大問5:力
斜張橋の問題でした。他県でも頻繁に扱われている問題です。フックの法則、力の合成、力の分解を
利用した応用問題です。
実験、身近にある現象を取り上げる問題が多くなっています。一問一答の練習だけではなく、実験の
結果やグラフ、表を見て、を文章にまとめる練習を数多くする必要があると思われます。