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2022.03.05

令和4年度 北海道公立高校入試 ざっくりReview

札幌市にお住いの皆様

特に、白石区にお住いの皆様

そして、このブログを見てくれている皆様

お世話になっております。

北郷校の山本でございます。

 

先日、3月3日に北海道公立高校入試が行われました。

受験された生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした!

 

今年の入試問題は様々な点で変化がありました。

前もってわかっていたのは、

・学校裁量問題の廃止⇒全受験生が同一の問題を解く

・満点が60点が100点へ。

・試験時間が45分から50分へ。

リスニングの配点が25%⇒30~35%

といったところです。

 

実際の入試問題を見ていくと…

【国語】

・論説文の出題がなかった

⇒問題構成は従来の「標準問題」に近い

・小説は前年比の1.5倍ほどの文章量

⇒内容自体は高校入試っぽい青春系。しかし、文章が長い。

・記述問題は80字程度と150字程度。

⇒与えられた条件に基づいて書く必要あり、文章量アップと相まってきつめ。

【数学】

「見通し(仮説)」を立証する問題が複数題

⇒特に関数の問題は問題文や図の意図もわかっていないとなかなか難しかった。

・例年出題されていた「規則性」の問題はなし

⇒上記、関数の問題で一部規則性を見出す問題はあった

【社会】

・やっぱり今年も「北方領土」の問題

⇒北海道教育委員会の方針通りです。11年連続の出題。記録を途絶えさすのも難しい??

資料の読み取り問題が爆増

⇒資料を読み取り、表現する必要があり難化。

記述問題が爆増。

⇒上記、読み取り問題の増加に伴うもの。得点取りづらくなっている。

【理科】

・例年と比べ解きやすい問題が多い

⇒「北海道は理科がなまらむずいっしょ」と言われるくらいだったが、今年は標準的だった。

・作図の問題が増加

⇒各分野・単元の基本的な作図の問題が出題

・内容の変化

⇒例年は3年生の単元からの出題が多いものの、1・2年生の単元が今年はメイン

【英語】

リスニングの配点は35点

⇒予告通りの配点。しかも上限ギリギリの配点。

英作文の難化

⇒ラジオでの自己紹介。「こんな良いことしたんだぜ!」を英語で紹介するというもの。

・出題形式は昨年とほぼ変わらず。

 

以上、ざっくりReviewです。

より詳しいことは、面談などでしっかりとお伝えします!!

 

なにより、今の小中学生は変化の過渡期にいます。

変化に気づき、対応するには、「相応の準備」が不可欠です。

 

中学生になってから。

受験学年になってから。

では、遅いかもしれません。

なぜなら、今までの受験生以上の受験対策が求められているからです。

 

変化に対応し、ついていくために。

その指針をWam北郷校はお示しいたします。

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