こんにちは。Wam四箇郷校です。2月もあとわずか、受験生を除いた各学校では、現在テスト前後の真っ最中でしょう
か?教室への道中、学生服を着た方たちの姿が、ちらほらと垣間見られます。今週末の日中は比較的暖かくなるようで
すが、それでも朝晩の体感温度は氷点下ですから(特に今朝が)、寒さ対策には気を配っていきたい所ですね。小・
中・高各々入試シーズンに入り、日程も消化の途、あと半月程で一段落でしょうか?私自身も現在、主に公立高校の赤
本の問題を用いながら、授業に立たせて貰っております。2019年度の国語の問題について、丁度この問題が解かれた直
後の3年前、当時の所感をこのブログに記していたのをふっと思い出しまして、3年経った現在の所感になりますが
(汗)「ヤバイ」と言う「言葉」は皆さんの日常において使われますでしょうか?また、使うとすれば、「どのような
場面」で使われますでしょうか?もっと言えば、「ヤバイ」と言う「言葉」を使わないのであれば、その場その時に適
するであろう「最大公約数的」な「自身」の「言葉」や「表現」をいくつ持ち合わせているでしょうか?と聞き調子な
私も実際、人と話す回数を積み重ねる度に「勉強不足」を痛感する事が有ります。勝手な要素を加えると、以前も申し
たのですが、更に「タイミング」「間合い」の取り方、「心中」と「言葉」を「一貫化」させた「表情」も大事だとは
思います。「算数・数学」で言う「最大公約数」は「複数の整数の商(割り算の答え)を「整数の形」にして「割り切
れる」「共通の一番大きい整数」」を指しますが、国語的な「最大公約数」は一人でも(一番)多くの方に「共通」して
(割り切って)「共感」される「言葉」、「表現」と改めて申すべきでしょうか?3年前当時、「連想ゲーム」と言う
番組を持ち出し、ブログを上げたのですが、この番組では出題者(キャプテン)と解答者の「語彙力」はもとより、
「想像力」または、洒落や機転を利かせた「ユーモア力」が必要になってくる「ヒント」も出回ったので、シンプルな
番組運びにしては、とても奥深い言葉遊びの内容に見えます。3年経った今、更に追加するとすれば、初期・中期の
「マジカル頭脳パワー」の「あるなしクイズ」等も同様かと思われます。筆者は、自分の思いを自分の言葉で伝える為
の準備の方法として、読書等の方法で「語彙」をため込んでおく事とおっしゃっておりますから、例えば単純に「言
葉」を学んだりするだけではなく、相手の「言葉遣い」からの「感受性」に触れたり、「経験談」からの人との関わり
方に関する一応の「答え」や「方法」に触れる等、と言う意味では、最もだと感じます。先述のクイズ、そして読書等
から、「言葉」だけを単純に学ぶのではなく、そこから、どれだけ筋が通っていて、一人でも多くの人に「理解」「納
得」して貰える言葉・表現いわば「共通点」を引き出せるかという事が、もっと大切で、発話する方・発話を受け取る
方双方の普段からの「力」が試されているような気が致します(笑)。「連想ゲーム」や「マジカル頭脳パワー」の放
送当時はスマホや電子辞書等もなく、基本紙ベースの媒体で「勉強」されていたでしょうから、それで出演者であった
俳優や文化人の方々の「語彙力」「想像力」は大いなる物だったと感じます。「ヤバイ」と言う言葉を使用すること自
体は私自身否定派ではないのですが(汗)、自分自身、もしくは限られた集まりの中でしか解釈・理解されない言葉遣
いが癖になり、自分や身内だけが分かっていれば良いと言う意識の上で、相手の理解や納得を求めようとする姿勢であ
ったとするならば、「ヤバイ」と言う言葉以外の「言葉遣い」を持っていないという状況は正に「ヤバイ」以上に「ヤ
バイ」と思うのです(汗)。受け取る相手の「力」も必要だとは思うのですが、受け取る相手の溜飲を容易く下げられ
ない事に感情が尖ってしまうとすれば、その切っ先や矛先も違うと思うのです。グルメリポーター・彦麻呂さんの「~
の宝石箱やぁ~」と言うのも端的に言えば「美味しい」「旨い」という事を伝えたいだけだと思うのですが、極論を申
せば、「美味しい」「旨い」物を「美味しい」「旨い」と言うだけでしたらば、誰でも出来るのだろうと思います。裏
を返して、何故この彦麻呂さんが引っ張り出されるのかを考察してみれば、その人にしか出来ない「表現の面白さ」と
その「面白さ」を引き出すための事前勉強や「論理力」が有るのだろうと思います。「美味しい」「旨い」にとどまら
ず、一つの言葉を、ありありと、見る人を引き込んで伝える為の思考錯誤は、昨日今日でなかなか出来る物ではない
な、とつくづく感じる次第です。もうすぐ3月ですが、寒さに負けず、手洗いうがいを励行し、くれぐれも体調に気を
付けて下さい。