こんばんは!亀田東校の青木です。
美味しいもの食べたいです。スープカレー、ラーメン、ジンギスカン、海鮮丼。
思い出すだけで美味しいです。そうです。北海道です。研究発表や旅行で三回行ったことあるけど、忘れられない。
あー食べたい!!
そういえば、ワサビで鼻つーんとしたとき、思いっきり鼻から息すると一瞬消える。しかも、唐辛子は鼻ツーンしないのなんでだろう。
僕も今思ったので初見問題です。
では思考しましょう。
まず事実は
鼻から息を勢いよくすると和らぐ。
ワサビは鼻ツーンする。唐辛子は鼻ツーンしない。
ここから「言い換え」をします。
鼻ツーン→鼻はにおいを感じる器官。においは気体に関係。ワサビの成分は気体。唐辛子は気体になれない。
和らぐ→ワサビの濃度が減る。ワサビの触れる面積が減る。ワサビの辛み成分が分解される。
鼻から息を勢いよくする。→肺、鼻、口にある空気を外に一気に外に出す。
この三つの「言い換え」から「判断」します。(「比べる」をします。)
ワサビの辛み成分が一気に空気を出すことで分解することは訳が分からない。
ワサビの成分を知らないので、気体になるかわからない。だけど、唐辛子とワサビで鼻への影響に違いがあるので気体はいい線言っていると思う。
よって、
ワサビの成分が気体になりやすく、一気にその成分を外に出すから一瞬消える。
という結論が得られます。
これ書いたあとにググったら、大体当たってる。
ワサビの成分はアリルイソチオシアネートで揮発性を持ちますね。僕は化学科卒業ですが、ワサビの成分とか興味示さなかったなぁ。
うん、このように、知識がないと「あてずっぽう」になります。
しかし、それを補うのが「論理的思考力」です。知らないから仕方ないではなく、自分の知っている知識で「言い換え」、「比べる」ことで正解に近づけます。
社会に出ると「正解のない問題」が現れます。いかに正解に近いものを出すかが問われます。それはどんな視点(「言葉の言い換え」)で見るかによって色々な正解に近いものが現れます。
僕も「成績を上げるには」という答えのない問題にチャレンジしています。
この9年でその答えに近いものを得ました。勉強のもっとも抽象的にした概念は「思考力」であると思ってます。「勉強法」は「思考力」の二段階下の具体的な言葉です。(だから、一人ひとりにあう、合わないがある。逆に「思考力」から「勉強法」は導きだせますね。)
「思考力」を教える。これが僕の使命です。
これらができる子は勝手に伸びます。僕が教えている子で中2の1人は全然勉強しない、まじでゲームばっかり。でも、定期テストはやるたびに点数が伸びている。上がりっぱなし。中1から見ると120点くらい上がってる。本人はそのうち500点取れるわとか言ってて、逆に怖い。(笑)
僕はどんな子でもトレーニング次第で「思考力」を得ることができると思います。
もう少し研究してから帰ります。おやすみ!