本講評は速報ですので随時更新いたします。ご了承ください。
今年も神奈川県立高校の一般試験が行われました。
天候に恵まれ交通機関等の心配もなく当日を迎えられたことは良かったと思います。
このブログでは「社会」の入試に焦点を合わせて講評いたします。
(本内容は速報のため、内容を随時更新することがあります。ご了承ください)
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昨年と難易度は変わらない印象です。
ただ記述問題が一切なくなり、問題数が若干減少しました。
昨年比較的簡単な問題が多く平均点も高かったので、今年は多少難化が予想されましたが、ほぼ同等の難易度だったようで、受験生もホッとしたのではないでしょうか。
昨年同様世界地図を見ながらの問題です。
小問5問の構成も昨年同様でした。
(オ)中学生の苦手な雨温図の問題でしたが、南半球なので1.3に絞られ、問題文にアンデス山脈高地と記載されており10℃以下の気温だろうと容易に推測できるため1を選んだ生徒は多かったのではないでしょうか。
昨年同様日本の地理に関する問題でした。
傾向として一つの地域に関する問題が出題されており今年は長野に焦点を当てた問題でした。
地形図の問題は多少知識が必要ではあるが、役場・消防署といった記号はそれほど珍しい記号ではないので、それほどの難しい問題ではなかったでしょう。
歴史問題は仏教に焦点が当てられ古代・中世・近世への仏教の知識が必要です。
(ウ)は仏教と直接関係のないものを回答から選ぶので比較的迷う問題だったと思うが、それ以外はある程度の知識でも消去法で正解を予想できる問題と思われます。
日本近現代史からの出題は昨年同様です。
この分野は比較的中学3年での学習からの範囲とはなりますが、様々な出来事が何時代にどの順番で起きたか、ということが分かっておく必要があります。
ちなみに昨年のこのジャンルの問題に帝国ホテルという私企業が出てきているのには少し驚きました。(蛇足ながら帝国ホテルの現社長は私の高校の同級生)
公民分野。私たちの暮らしに関わる食糧・企業・貨幣に関する基礎問題です。
選択肢が多く、いくつものグラフの読み取る必要がありますので、問題文とグラフをしっかり読んで考える訓練をしてきた受験生には難しくない問題です。
日本国憲法や国連についての問題です。
この分野は比較的時間を多く割いて勉強する受験生が多いので、正解しやすいかもしれません。
ただドナー提供に関する問題は、昨年の神奈川県条例の問題同様盲点になって、かなり正解率が低くなると思われます。
昨年出題されなかった国際紛争に焦点をあてた問題が出題されました。
歴史と公民にまたがった分野で、もれなく勉強ができていた受験生以外には少し難問と思われます。
それでも昨年同様(エ)は今年もサービス問題といえるでしょう。
今年も幅広い知識が必要とされるも難易度は昨年同様といえるでしょう。
特に歴史については広範囲から出題され、歴史の勉強の焦点が絞りにくいため、早期からの準備が必要と言えます。
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