教室ブログ

2022.01.16

未来にどの扉を開くのか

こんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。

新年を迎え決意も新たに、と思っている間に1月も半ばを過ぎました。

「一月往ぬる二月逃げる三月去る(いちげついぬるにげつにげるさんげつさる)」
とはよく言ったもので、昔からこの時期は行事が多く、誰もが感じる月日が足早に過ぎていく感覚をとらえた言葉だと思います。

特に今週は週末に大学入試共通テスト、そして香川県内の私立高校入試もスタートし、当塾の中学3年生たちも連日1~3校の受験に臨みました。

 

「思っていたより解けたよ」
「●●高校は数学が難しかったけど、他は手応えあった」
「面接は最初少し緊張したけど、始まってみたら大丈夫でした」
など、思い思いに感想を話してくれる生徒たちを見ていると、不安や緊張の色が見えていた数日前までとは違って、どこか表情が
和らいだような、少し大人びたような「変化」を感じました。

 

 

これまで彼らが学校で受けてきたテストでは、点数や成績として数値化されたものを見せられ与えられてきたわけですが「高校入試」では、それをもとに「合格」あるいは「不合格」という篩(ふるい)にかけられる立場を経験します。

 

積み重ねてきた努力の過程は受験する本人が一番よく知っていますが、内申があるにせよこの先義務教育を離れる彼らを待っているのは「過程」ではなく「結果」で判断される社会であり、ほとんどの子が高校入試で初めてその門の前に立ち自らの手で扉を開こうとしています。世界を広げていくためには、その先々で待ち構えるいくつもの関門を押し開いて進んで行かなければなりません。

門はいくつもあります。

 

「自分はこの門の先に進みたい」
そう思って長い道のりを歩いて来たのに、扉を開く力が足りずその門の前に立つことすら許されない

ということがないように、1年後・2年後の自分を想像して今の1日1日を大切にしていきましょう。

 

 

 

 

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