明けましておめでとうございます、個別指導Wam西取石校です。
せっかく落ち着いていた新型コロナでしたが、オミクロン株の登場で第6波となりそうな状況です。
受験生にとっては落ち着かない状況が続きますが、自分を信じて勉学に邁進してください。
さて、年が明け、2022年となりました。新年に際して、今年の目標や誓いを立てているでしょうか。
受験をひかえている人はそれどころではなく、大晦日も元日も勉強三昧であったかもしれません。
しかし、年が替わるというのは、一つの大きな節目です。その節目、節目において、自分の過去を振り返り、自分の未来を展望し、現在の自分を再認識するということはとても大切なことだと思います。
今回はそのことについてお話しします。
若い頃、いわゆる記念日というものに疑問を持っていました。敬老の日や、勤労感謝の日といった記念日です。老人を敬う気持ちは日々持っていなくてはならないものであり、わざわざ記念日を作るなんておかしい。働くことができる喜びも日々感じるべきであり、その記念日があるなんてナンセンスだという思いです。
しかし、よくよく考えてみれば、絶えず老人を敬い、絶えず労働に喜びを感じ、絶えず自分の将来に思いをはせるなんてことはできるはずがありません。我々は日々、目先のことに追われてしまうからです。日常に埋没してしまうと言い換えてもよいかもしれません。敬老・勤労・将来、その他には、防災・人権・国家・人生のパートナーへの感謝といったものも挙げることができると思います。それらは、一つ一つがかけがえのない、大切なものです。しかし、その全てを絶えず意識しながら日々を送ることはできません。
だから、記念日があるのではないでしょうか。普段、日常に埋没し、忘れてしまっている大切なものを意識に昇らせ、再認識するために記念日があると思うのです。
大切なもの、その最たるものが「自己の将来」です。そして、それは往々にして日常に埋没し、忘れてしまいがちになるものです。新年を一つの節目ととらえ、将来について思いをはせてください。そして、今現在の自分の位置を確かめ、自分の進むべき方向を確認してください。人生という航海には確かなる羅針盤が必要です。