共通テストまで、あと1ケ月とちょっとになりました。
共通テスト(私が受けたときは、センター試験)の社会では、
世界史を選択しました。
世界史選択の理由は、単純にヨーロッパに興味があったからです。
アジアにはあまり関心がなく、
好きなヨーロッパ史ばかり勉強していたので、
点数が取れるのは、ヨーロッパ史だけでした。
そうは言っても、受験で必要な教科なので、
ヨーロッパ史以外でも、それなりに勉強したのですが、
興味のない分野は、やはり点数が伸びず、かなりピンチでした。
そんな危機的状況を救ってくれたのが、
「世界史講義の状況中継」という参考書でした。
上、中、下の3冊に、文化史編を加えた4冊の参考書で、結構なページ数でした。
しかし、解説は、予備校の有名講師の授業を書き起こした口語体で書かれていて、
とても読みやすく、教科書とは比べ物にならないくらい分かりやすかったです。
世界史の流れが、自然と頭に入ってきました。
今では、このようなスタイルの参考書が、たくさんありますが、
私が受験生のときは、ちょうどこの「実況中継シリーズ」が出始めたころで、
他の問題集や参考書にはない画期的なつくりに感動しました。
確かに、私の受験世界史については、
偶然に出会った参考書が、劇的に偏差値をアップさせてくれたという、
奇跡と言っていいくらいかなりラッキーな状況でした。
そんなに簡単に、このようにはならないと思いますが、
何がきっかけで、成績が上がるか分かりません。
受験生のみなさんは、最後の最後まであきらめずにがんばってください。
中山校 渡辺