今「二月の勝者」というドラマが放映されています。
中学受験の実態をリアルに描いたドラマですが
進学塾の教室長が「合格するのは、指導方法や指導内容ではない。父親の経済力と母の狂気である」と塾講師に言い放つ場面があります。
「父親の経済力」は、何となくうなずけますが、「母の狂気」とはちょっと背筋が寒くなりますよね。
これは、厳しく勉強させるとか、勉強しないから怒るとか、テストでいい点を取らないと認めてあげないとかいう類の狂気ではないように思います。
母親が、子供が自発的に勉強するのをひたすら笑顔で待っている状態のことではないでしょうか。
待つことは、とても忍耐のいることで、その様子がまるで「荒行」でもしている修行僧の如く写る様を「狂気」といってるんだと思います。
これは受験生に限らず、小、中、高校生をお持ちのお母さんすべてに言いたいことで「本気に火が付くまで、毎日、美味しいご飯を作って、温かく見守ってあげてください」と
お母さんがいつも笑顔なら、子供たちは心身ともに安定した落ち着いた状態で勉強に集中できるようになるからです。あとは無条件で信じて待ってあげてほしいのです。
そしてあなたが小、中、高校生なら、毎日心の中で言い続けてください。
「お父さん、お母さん、ありがとう」と