先週の土曜日に、息子の運動会がありました。
秋晴れのとても天気のいい日でした。
昨年は、コロナの影響で見に行くことができなかったので、
非常に楽しみにしていました。
場所は、新潟市鳥屋野体育館。
ここを訪れるのは、なんと34年ぶりです。
中学生のときはバレーボール部に所属しており、
秋の市内大会の会場が、この体育館でした。
あっけなく負けて終わった3年生最後の大会でした。
それにしても、まさか再びここを訪れるとは、思ってもみませんでした。
それも、父親となって来るとは夢にも思いませんでした。
椅子に座って、息子の運動会の様子を見ていると、
変わらない体育館の様子が懐かしく、
なんだか中学3年生の頃にタイムスリップしたような、
不思議な感覚に陥りました。
そんな感覚が、5年前のことを思い出させます。
5年前の今頃は、息子は誕生して2週間ほど経ちましたが、
いまだに集中治療室に入っていて、
いつ退院できるのか、まったく見通しの立たない頃でした。
ただ不安だけが募っていく毎日でした。
終わりが見えないというのは、非常に辛いことです。
そんな息子も、多くの方々に支えられ、
今では、みんなと一緒にかけっこをやり、
動きたいのをこらえながら、だるまさんが転んだをして、
最後は、妻と楽しくダンスをしていました。
抜け出せないトンネルは、ありません。
学校の勉強だけでなく、部活や友人関係など、
様々なことで、みなさんも悩んでいると思います。
また、保護者の方も、お子様のことで、
悩まれることがあるかと思います。
しかし、抜け出せないトンネルは、ありません。
今は苦しくて大変でも、
先の見通せない日々であっても、
いつか必ずよくなります。
悩みは、人に話すと楽になります。
いつでも、どんな些細なことでも相談に乗ります。
トンネルを抜け出すために、がんばっていきましょう。
中山校 渡辺