教室ブログ

2021.10.29

正念場(しょうねんば)

皆さんこんにちは。 個別指導Wam脇浜校です。
巷では急に寒くなり、なんだか秋を素通りして冬がやってきたみたいです。
急激な寒暖差に皆さん体調は崩されていないでしょうか。
くれぐれもお身体ご自愛下さい。

さて、そろそろ受験生の皆さんは「正念場」に差しかかっている方も多いのではないでしょうか。
大学受験の方は共通テスト目前。高校受験・中学受験の方は志望校決定の大事なテストが行われる時期でもあります。(もちろん、受験生以外も2学期の期末テストが行われます)
脇浜校でも各自緊張感を持って「正念場」に挑もうと奮闘中です。

ところで、皆さんはこの「正念場」(しょうねんば)という言葉がどこからきているかご存じでしょうか。
小学館の日本国語大辞典によると
① 歌舞伎・浄瑠璃などで、一曲一場の大事な見せ場。主人公になった役者がその役の真髄的な性格を十分に見せる、最も重要な場面。
② 最も肝心なところ。ここぞという大事の場面。の意味だそうです。

また「正念場」は「性念場」あるいは「性根場」と表記されることもあるそうです。これは近世の演劇用語に「物事の肝心かなめの所」の意の「性根」を見せる場の意で、「性根場(しょうねば)」「性根所(しょうねどころ)」という語がある。その「一番大切な所」を演じ切るには「正常で乱れのないしっかりした心」が必要であるところから、「正念」との類推で「性根場」から「正念場」へと語形が変化することになったものと由来が推測されるからだそう。
要は歌舞伎や浄瑠璃の一番の見せ場(大事な場面)から「ここぞという一番の場面を成功させるには揺るぎない強い心が必要とされる」ということだと思います。では「揺るぎない強い心」はどうすれば手に入れることができるでしょうか。それはやはり「準備」と「覚悟」だと私は思います。
日頃から色々な場面を想定し、それに対応できるようにしっかり準備しておき大事な場面では「やってやるぞ!」という覚悟を日頃から持つことで心と知識に「余裕」が生まれ「揺るぎない強い心」で臨めるのではないでしょうか。

今は準備段階で勉強が苦しいと思うこともあるかと思いますが、もうすぐ「正念場」を迎える皆さんは「その時」を「余裕」で迎え撃てるように踏ん張ってみて下さい。私たち個別指導Wamの面々は皆さんをいつでも応援しております。

現在、個別指導Wam脇浜校では進路や学習の相談など皆さんの悩みごとをアシストできるようにいつでもお待ちしております。お得なキャンペーンなどもご用意しておりますので、お気軽にぜひいらして下さい。

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