教室ブログ

2021.10.29

久々の更新です

こんにちは。駅前校からです。

 

例年この時期は公立中学の3年生が修学旅行に行くのですが、今年も行く先は県内(南紀方面)になっているようです。和歌山県らしさは特に紀南方面にあると思いますから、中学生にとっても地元を顧みる良い機会になるのではないでしょうか。

 

さて、今回は公立高校の入試の合否判定方法を簡単に確認しておきましょう。

 

和歌山県では学校ごとに、調査書の評定で選抜する割合、学力検査の得点で選抜する定員の割合が決まっています。だから、学力検査+調査書(内申点)の総合点で判定されるのではなく、それぞれ、当日の学力検査の結果だけで上位から順番にならべて判定、3年間の調査書の結果だけで順番にならべて判定という形を取ります。メリットとしては受検生の自信のある方で判定してもらえることが挙げられるでしょうか。

 

隣の奈良県の公立高校などは、これとはまったく判定方法は異なっています。特に一般選抜などは、当日の学力検査と調査書(内申点)の合計点を基本として総合的に判定されます。そして、学力検査と調査書の割合はだいたいが、2:1の学校が多いようです。和歌山県に比べて、入試で得点する力がより重要といえるでしょう。

 

どちらが優れた判定方法かは見方によって違ってくると思うのですが、こと公立高校の進学実績を見る限りでは、当日の学力をより重視する方法のほうが、本番に強い生徒を多くリクルートできているような気がします。

 

本日は以上です。

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