現在、有田川町では「手塚治虫×鳥獣戯画スタンプラリー」が開催されています。
みなさん、ご存じでしたか?
期間は12月31日(金)までとなっています。
町内で指定されている3コース計6か所のポイントを回り
スタンプを集めることで、
各コース達成ごとに、手塚治虫キャラクターが描かれたステッカーが
もらえ、全スタンプをコンプリートすると有田川町の名産品が抽選で
当たるようです。
しかしなぜ、有田川町で「手塚治虫」と「鳥獣戯画」を使ったイベントを
行っているのか分からなかったので調べてみました。
鳥獣戯画は京都市右京区の高山寺に伝わる紙本墨画の絵巻物です。
内容はウサギ、カエル、サルなどが擬人化されて描かれている「日本最古の漫画」と言われています。
この国宝である絵巻物が保管されていた高山寺は、有田川町出身の僧侶「明恵上人」が開いたとされています。
手塚治虫は、この日本最古の漫画をみたとき、「漫画でできることはすでにこの絵巻物ですべてされてしまっている。」とショックを受けた一方、漫画家としてこの作品に熱い思いを抱くようになったとのこと。
このことから、有田川町、鳥獣戯画、手塚治虫の関係がわかりました。
スタンプラリーの用紙は有田川町役場のホームページからダウンロードすることができます。
私も休日を利用して、ステッカーをコンプリートしたいと思います。