日本の電車の正確さは、世界一とまで言われています。
時刻表通りに電車が来るのが当たり前だと思われていますが、
これは、本当にすごいことだそうです。
そして、この正確さを下支えしているのが、「ダイヤグラム」です。
「ダイヤグラム」は、中学2年生の数学の教科書に出ています。
単元は、一次関数です。
新潟市の中学校で採用されている啓林館の教科書では、89ページに載っています。
ちなみに、私が中学2年生のときの数学の教科書にも掲載されていました。
一次関数のグラフは、一本でも大変なのに、
それが何十本もあって、見る気が失せた記憶があります。
当時の私はこの程度でしたが、
みなさんには、学校で勉強している一次関数が、
身近な電車の運行に関わり、
私たちの生活を便利にしているということを知ってほしいと思います。
よく、「こんなの勉強して、何の役に立つの?」という愚痴を耳にします。
けど、学校で勉強していることが、
どのように役に立っているのかは、
大人にならないと分からないことも多くあります。
いつ、何が、どんなときに役に立つかなんて、
誰にも分かりません。
大人になると経験するかもしれませんが、
学校で勉強したことが、意外なところで活躍したり、
知らず知らずのうちに、助けてくれていたりします。
だからこそ、いろいろなものに興味を持って、
楽しく勉強していきましょう!
中山校 渡辺