家庭や学校でそう教えられているからか、
答えをみてはいけないと思い込んでいる子がいる。
社会の勉強をしている時、問題が解けないからと、
何十分もウンウン唸って考える意味があるだろうか。
英単語を答えられるまで、一日中考えることはないはずだ。
極端な話、30秒考えて答えや答えの道筋が分からなかったら、
すぐに答えを確認する。
そして、ここからが大事なのだが、
「なぜ、その答えになるのか」根拠を理解するように努める。
別の問われ方をされても答えられるように、
その問題の周辺情報を確認する。
その1問単体についての勉強で終わらせるのではなく、
その1問が影響を与える周辺部分まで教科書や参考書でチェックする。
単純な用語暗記であっても、答えをみて終わりではなく、
教科書や参考書でその用語と意味を確認しておく。
そのまま解答を丸暗記したい衝動にかられるかもしれないが、
以上のように遠回りしたほうが、実は近道なのだ。
「答えをみる」のがダメなのではなく、
「答えをみて終わる」ことがダメだということです。
西浜校より。