教室ブログ

2021.10.23

【英語】behalf

あるお店でラーメンを食べていたときのことです。

店主のTシャツの背中側に、こんな英文が書いてありました。

 

Nipponia Nippon is a bird on behalf of Japan.

 

朱鷺の絵も描いてあったので、

Nipponia Nippon は、朱鷺だということは分かりました。

問題は、behalfです。

この単語は、知らない単語です。

それ以外の単語は分かるので、behalfの意味を類推してみました。

 

behalfを除いて訳すと、

「朱鷺は、日本の〇〇〇な鳥です」となります。

あとは、behalfをひとまず棚上げして、

○○○に何かを入れて、自然な日本語になるようにすればいいわけです。

ところが、なかなかいいのが思いつきません。

 

試しに、妻にこの話をしてみました。

すると、こんな答えが返ってきました。

 

behalfの中に、half(半分)があるから、

be(~である)+half(半分)で、

behalfを「半分である」→「あいのこ」もしくは「かけあわせ」と訳したらどうか。

既に、純潔の日本の朱鷺は絶滅して、

現存している朱鷺には、中国の朱鷺の血が流れているというのが理由です。

なるほど、と感心しました。

 

それから、behalfの意味を辞書で調べてみました。

私は、この答え合わせが大好きです。

推理小説を読んでいて、とうとう犯人が分かる瞬間と似ています。

このドキドキ感が、いいのです。

 

さぁ、犯人が分かりました。

on behalf of で、「~を代表する」という意味がありました。

これで、事件は解決です。

「朱鷺は、日本を代表する鳥です」

 

分からない単語が出てきたら、すぐに調べず、

まずは前後関係から類推してみましょう。

その類推が、あっていても、はずれていても、

自分の頭でアレコレ考えると、単語がより一層覚えられるようになりますよ。

 

中山校  渡辺

この記事をシェア

教室検索

  • 郵便番号で探す
  • 市区町村名・教室名で探す

\入力はカンタン30秒

フリーダイヤル® 0120-20-7733 受付時間:10:00~22:00(年中無休)