教室ブログ

2021.09.24

アウトプットは、最高のインプットだ。

一般にインプットは、教科書を読んだり、同じ英単語や漢字を

何度も書くことであり、アウトプットは、問題を解くことである。

アウトプットで注意しなければならないのは、アウトプット「もどき」である。

一見すると、アウトプットのように見えて、実際はインプットになってしまっている。

例えば、問題集には、練習問題の前に用語解説や公式が載っているものが多いが、

それを見ながら練習問題を解くのは、アウトプット「もどき」である。

それは単なる「書き写し」であって、インプットと同じである。

「書き写し」が悪いと言っているのではなく、

書き写すことがアウトプットと思い込んではいけない。

アウトプットとは、「誰の手も借りずに」、自分の頭脳から知識を引き出すことだ。

インプットで蓄えた知識を引き出そうとする行為が、脳に刺激を与え、知識の定着が

いっそう強固なものになる。

アウトプットで知識の定着率が上がるということは、アウトプットは外に出すと同時に、

内に入れる役割も果たしてくれることを意味する。

テストは、アウトプットの究極の形である。

なにも、学校で行うテストだけがテストなのではなく、自宅で勉強するときも、テスト

を活用することはできる。

ヒントになるようなものをすべて隠して、時間を決めて、問題を解くこと。

これで、擬似テストの出来上がり。

テストをどんどん活用して、知識を入力していこう。

 

西浜校より。

 

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