個別指導Wam石山校の細野です。
前回のブログから少し間が空いてしまいました。
お伝えしたいことがないわけではなかったのですが、どういう風な記事にしたら、
多くの人が関心を持ってくれるかなとも考え、なかなか思考がまとまらない状況でした。
というわけで、今回はいつもとは少し趣向を変えてお届けしたいと思います。
今日のテーマはタイトルにもある通り、記憶力についてです。
こんな風に疑問に思ったことを調べてお伝えしていきたいと思います。
人間だれしも年をとります。若い時分はそれを成長と呼ぶことができますが、
ある時点を過ぎた時からそれは衰えと呼ばれるようになってきます。
脳に関していえば、通常20代前半で完成されていく形となり、
そこからは衰えていく、いわゆる萎縮していく状態になっていくこととなります。
残念ながら、その萎縮を止める方法は、現段階で発見されていません。
しかし近年の研究によれば年齢、たとえば20代と60代の人でも記憶力には大差ないとあります。
脳の萎縮がそのまま記憶力に繋がるということではないようです。
ではなぜ年をとると、記憶力が低下するように感じてしまうのでしょうか。
それは運動をしていないと身体が鈍ってしまうように、脳もやはり毎日使うかどうか、
頭を使う習慣があるかどうかで決まってくるようです。
そしてそのためには3つの要素が必要となってきます。
1.覚える意思を持つかどうか。その意欲を持つことが、記憶力を活発にさせます。
2.回数を重ねられるか。つまり復習ですね。薄い記憶であっても、何度も重ねることで厚くなります。
3.感受性。つまり喜んだり感動したりするなど感情を伴った記憶は長く頭の中に残るのです。
これを具体的な行動に落としていくと、メモやノートをきちんと取る人、日記をつけている人、
習い事をしている人などは、記憶力を高く維持できているようです。
あとは人とよく話す、声に出して読むということも効果的です。その分、脳にはよい刺激となり、
またこれもよく言われているアウトプットが大切ということに繋がります。
いかがでしたでしょうか。
毎日のちょっとした習慣を変えたり始めることで、自分自身に大きな影響を与えることができます。
記憶力は発想力や集中力にも繋がってきますので、高めておいて損はないです。
最後に一つ。
ある研究によれば、新しい知識や技法を定着させるのに、
覚えたその日に6時間以上の睡眠が必要という報告もあります。
記憶だけでなく体調にとっても睡眠は重要な要素ですので、
合わせて睡眠時間も十分に確保していきましょう!
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