目の前の問題が解けないとき、まず考えられる原因は、
解き方が間違っていることだ。
ところが、解き方が分かったとしても、間違えることがある。
例えば、わり算の筆算の解き方は分かっているのに、なぜか
正答率が悪い場合、こう疑ってみる。
そもそも、2桁×1桁のかけ算で引っかかっているのではないか?
もっとさかのぼって、九九が完璧に習得できていないのではないか?
かけ算はできていても、ひき算でいつも間違ってはいないか?
原因というのは、いつも過去にあるが、予想をはるかに越えて、
もっとずっと過去にある可能性は十分にありうる。
西浜校より。