こんにちは。東山崎校です。
皆さんは学生時代に学校で授業を受けるときにノートを取っていましたよね。私も学生時代にいろいろな工夫をしてノートを取っていました。
突然ですが、皆さん次のような経験をしたことはありませんか?
「授業中は板書を写すので精一杯で先生の話を聞けてない。」
ノートを取る目的は学んだ内容を忘れないようにするためです。
ここではノートを取ることの本質的な目的について「再現性」という言葉を用いて説明します。
「再現性」があるノートは後で見返したときに授業内容をしっかりと思い出せるように書かれています。そのノートを見返したときに何が書いているのか分からない、内容を思い出せないノートづくりでは、本末転倒な状態になっています。
では、どうしたら「再現性」の高いノートを作れるのでしょうか?ここでは大まかに3つのポイントを説明します。
①情報を取捨選択し、口頭での説明をメモする
授業で得た全ての情報をノートに書き出すのではなく、残すべき内容か否か、しっかり吟味しましょう。
よくやりがちなのは板書の内容を丸写ししてしまうことです。このやり方だと、板書の内容を写すことに意識が集中してしまい、肝心な授業の内容が頭に入っていない場合が多くあります。
よく見ると板書の中には自分が分っている内容も含まれている可能性があります。そういったところはわざわざノートを取る必要はありません。
自分の知らない内容や忘れていた内容を吟味してノートにとるようにしましょう。するとある程度余裕が生まれ、書くこと以外に意識を向けられるようになり、理解度も増します。
実は先生がポロっと何気なく言ったセリフが実はとても重要な内容だということはよくありますよ。
②きれいにまとめようとせず、要点をまとめてシンプルに書く
復習をするときに分かりやすいようにと細部にレイアウトや場所に気を配りすぎている状態だと、授業内容に意識を向けることは難しくなります。
また先生が一度書いたものを消して、新たに訂正してしまうと、さらに労力がかかります。
だから授業内容で重要だと感じたことやキーワードをまず自分で設定し、そのキーワードに関連する事項や補足説明等を箇条書きでシンプルに書くようにしましょう。
後で見返したときに追加で書き込みができるように余白もしっかりと作りましょう。そうすることで新たな気づきや疑問点を追加で書いていけるので、より効果的な復習ができます。
③使う色は多くて3色までにする
重要なところは赤、補足は青か、関連事項は緑・・・など自分でルールを決めて分かり易くなるような工夫をして色分けしましょう。
この時に注意してほしいことは使う色の種類です。色をあまりにもたくさん使うと視覚的に色の判別を優先してしまうので、逆効果になります。
私がよくしていたのは重要箇所を示すのは赤、理解するための大切なポイントは青、追加の情報や補足説明はオレンジという風に使い分けをしていました。
使う色の種類は好きな色でいいと思いますが、黄色は白いノートだと見にくくなるのであまりおすすめはしません。
自分に合った色を見つけるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。繰り返しになりますが、ノートの取り方は人それぞれですが、その目的は万人に共通しています。
今日紹介した3つのポイントを活用して「再現性」の高いノートを作れるようにしましょう。キーワードは「再現性」です。「綺麗さ」よりも「再現性」を求めましょう。ぜひ参考にしてください。
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