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2021.08.31

『悩まない人は、「Why」と「How」を使い分けている』

こんにちは、出口校 西川です。

 

 

悩んだ時、「Why(何故)」と「How(どうするか)」は使い方を間違えると、

大変なことになることがあります。

 

どういうことかというと、何かに悩んだ時、よくやってしまうのが「何故?」

と考えてしまうことだと思います。

 

例えば、誰かにひどいことを言われたり、されたりした時、

「何故、私を傷つけるようなことを平気で言ったのか?」(Why)とか、

「何故、人が嫌がるようなことをしたのか?」(Why)と考えてしまったり。

 

こんな風に「Why(何故)」で考えてしまうと、まるで泥沼にはまってしまったかのように、

悩みから抜け出せなくなることがあります。

 

それは恐らく、他人が何故(Why)そんなことをしたのかは、

考えても自分では答えが出ないからだと思います。

 

こんな、他人に関する悩みの時は、「Why(何故)」ではなく、「How(どうするか)」

を使った方が悩まずに済むことがあります。

 

例えば、「何故、私を傷つけるようなことを平気で言ったのか?」(Why)ではなく、

「人を傷つけるようなことを平気で言う人に対して、自分は今後どうするか?」(How)

という風に考えるようにします。

 

他人をどうするか?と考えると、悩みにどっぷりとはまってしまうことが多いです。

他人はどうにもならないことが多いためです。

 

一方、「How(どうするか)」で考えると、自分がやるべきことが見えてくることがあります。

そして自分なら、自分である程度コントロールできるわけで、これだと、先ほどのように

何かを決めることができたり、腹を括ることができたり、思い定めてしまうことができることが多いです。

 

だから、他人のことで悩み続けているような時は、「Why(何故)」で考えていないか?と自分に問い

かけてみるといいかも知れません。

 

 

一方、自分に関する悩みの場合は、「Why」(何故)が効果的なことが多いです。

 

「Why」というのは自分に対して使うと、それは問いかけになります。

 

例えば、「何故、あんなことを言われて(自分は)傷ついたのだろう?」と問いかけてみます。

 

脳は問いかけに反応するのは得意なので、例えば「それは、自分でもどこかでそう思っていた

からかも」という風に、答えが出ることもあります。

 

ここで少しまとめると、

  • 他人のことで悩んだ時は、「How」(どうするか)
  • 自分のことで悩んだ時は、「Why」(何故)

と自分に問いかけてみることがとても効果的です。

 

悩むことが少ない人は、そんな風にして、自分のことに対して「何故」と考えることはあっても、

他人に対して「何故?」と考えることは少なく、他人に対しては(自分が)「どうするか?」

と考えることが多いようです。

 

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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