新型コロナウイルスの感染症が更なる広がりを見せ、自分のすぐ周りにまで
ウイルスが迫ってきていることを強く感じるこの頃です。
感染しないためには、まず自分自身をウイルスから守る対策を常に行うことが
大切です。
WHO(世界保健機関)では、感染対策として手洗いを推奨しています。
ウイルスの感染経路は主に2つ
1「飛沫感染」…感染者の咳などからの飛沫を吸い込むことで感染します。
2「接触感染」…ウイルスが付着したドアノブや手すり、スイッチなどを触り感染につながります。
感染予防の基本は手洗いです
厚生労働省が推奨している手の洗い方があります。
ハンドソープをつけてさえいれば、完璧と思っている方が多いですが、
指の間や、手首、特に親指は洗えていないことが多いです。
手洗いの準備・爪を短く切る。時計や指輪を外す。
手順1・水でよく手を濡らした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
手順2・手の甲を伸ばすようにこすります。
手順3・指先、爪の間を念入りにこすります。
手順4・指の間を洗います。
手順5・親指と手のひらをねじり洗いします。
手順6・手首も忘れずに洗います。
※ポイントは30秒くらいかけて丁寧にすることです。
手洗い後・十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取ります。
石けんと消毒液の使い分け
WHOや厚生労働省によると、コロナウイルスはアルコールに弱いと報告されています。
濃度の高いアルコールは、コロナウイルスの表面にあるタンパク質を破壊する効果が
あるため、アルコール消毒は有効とされています。
石けんやハンドソープではウイルスを死滅させることはできないのですが、手に付着した
ウイルスを洗い流す効果があります。その後、さらにアルコール消毒をすると効果が高まります。
ぜひ日ごろから正しい手洗いで感染症対策をし、コロナウイルスの体内への侵入を予防しましょう。