こんにちは。名谷校の青山です。
今回は、まじめに勉強しないとどうなってしまうのかのお手本がここにいますので、若い子たちに向けたメッセージとして受け取っていただけたらと思います。
私が就職活動をしたのは、1999年のことでした。
コンピューター2000年問題がどうのというのが専らの話題で、ノストラダムスの予言なんかもありましたね。(笑)
私は地味な大学の4年生。
世間の就職事情は超・氷河期。女子学生であれば100社受けなさいと言われていました。
もちろん、就職活動もうまくいっていませんでした。
うちの実家は、兵庫県の神戸に近い地域にあるのですが、会社説明会、就職面接、筆記試験などは、ほとんどが大阪でした。
毎日のように大阪まで出るのですが、会社説明会に出ようが面接に行こうが、最終面接でさえも、会社から交通費が支給されることはありませんでした。
暑い中スーツを着込んで出かけても、お茶さえも出してもらえません。
日ごと厳しくなるフトコロ事情。バイトで貯めた貯金は就職活動の交通費に消えました。
思うようにできなかった面接の後、お昼ごはんもレストランなどには入れず、コンビニの駐車場で、泣きながらおにぎりをかじっていました。
男女雇用機会均等法が改正されたとて、目に見えて女子学生には厳しいものでした。
当たり前のように、男子は総合職で女子は一般職でしたし、そのうえ金融機関以外の一般職は、コネがないと入れないというのがおおかたの実情でした。
会社に資料請求をしたところで、大学名が地味だからか、あっさり無視されたり、同じ大学であっても男子学生のところには資料は届くものの、女子学生には来ない。
それが当たり前で当然だったので、誰もそのことについて不満を言いませんでした。
2015年、ゆうちょ銀行の就活セミナーで、学歴フィルターがかかっているというようなニュースもありましたが、そんなことは1999年には当たり前田のクラッカーであり、全くニュースにもなりませんでした。
今もコロナ渦であり、就職は厳しいと思います。
鉄道航空業、旅行業、観光業に始まり、影響がない業界はないのではないかと。
いつ就職するかによって、運命がこうも違うと、不公平さを呪いたくなるものですよね・・・。
で、結局何が言いたいかといいますと、勉強して、コロナ渦であっても、就職活動に希望を見いだせる大学に入って下さいということです。
高校合格ではなく、あくまでも塾のゴールは大学合格までです。
就職活動に関しては、大学名さえパッとしていればいいという訳ではないですが、
どんなに部屋の中をきれいに磨こうが、ドアに「〇〇大学卒」というプレートがかかっていない場合は、その部屋はノックさえしてもらえない。
これが私が経験した就職活動の思い出でした。