こんにちは。Wam四箇郷校です。日々暑い日が続いておりますが、体調は崩されていないでしょうか?これだけ暑いと、
不意の夕立を警戒しないといけないですね(笑)今日もお昼間辺り、空模様が急激に薄暗くなって来ていましたので、雲が
重なり雨が降ってやむまで、ほんの数時間の出来事でしたね。明日から暦の上では「秋」で次の季節の事も意識する最中、
台風の到来もどうなるのか?と「推測」しながら、いきなりですが、推理のお話です。
※Aさん、Bさん、Cさんの3人がいます。「前述」の「順番どおり」に「前から」それぞれ「前を向いて」並んでもら
い、1~5番までのいずれかの背番号を付けて貰います。当然ですが、一番前に居るA
さんには、BさんとCさんの背後は見えません(どの背番号を付けているかは分かりません。)。この原理で行きますと、
真ん中に並んでいるBさんにはAさんの背後が見えますが(Aさんのつけている背番号が分かります)、Cさんの背後が見
えません(Cさんの背番号が分かりません)。Cさんからすると、AさんとBさん二人共の背後が見えます(二人がつけて
いる背番号が分かります)。その状況での推理ゲームです。その状況にて、一番後ろにいるCさんに「あなたが付けている
背番号が奇数か偶数かが分かりますか?」と言う質問をした所、「分かりません」と答えます。「当たり前やないか!」と
言う意見が飛びそうですが、でもこの旨を言い換えると、状況によっては、Cさんが付けている自身の番号がCさん自身で
「奇数」だと言い切れる「場面」が存在するのです。その「アナザーパラレル」を踏まえた上で、何故初めの質問でCさん
が「分かりません」と答えたのかどうか、そのプロセスを考える事がこの問題のミソです。もし、「分かります」と答えた
場合はAさんとBさんが付けている正確な番号は「Cさんにしか」分かりませんが、AさんとBさんが付けている番号の種
類は共に「偶数」である事が確定します。なぜ分かるのかと言うヒントは、用意されている「番号」の「種類」ですね。
(笑)言い換えると偶数の番号は2枚しかないですね。話を続けます。Cさんは「分かりません」と答えました。そのCさ
んの回答を受けた上で、真ん中に並んでいるBさんは、Aさんの背後が見えますから、Aさんの付けている番号が偶数だっ
た場合「奇数」と断言できます。そして、この2名の回答を受けて、Aさんは「自分の背後」を「全く」見ていないのに、
自分のつけている番号が「偶数」と断言できます。もう一度整理します。Aさん、Bさん、Cさんの順番に「背を向けて」
前から並ぶ。背番号の種類は「1~5」までの5枚。Cさんは他2人の付けている番号が背後から分かるのに、自分の付けてい
る番号が偶数か奇数かが分からないCさんの回答を受けて、Bさんは「Aさんの背後しか」見えないのに、自分の付けてい
る番号が偶数か奇数かが「分かる」。そして、Aさんは自分の背後も他の人の番号も分からないのに自分の付けている番号
が最終的に「偶数」だと分かる。状況を踏まえた「言外」のなせる業ですね(笑)「言外」と申しましたが、きちんと「理
屈」に従った「言外」を用いた問題なのです。本日行った授業内の中高一貫受験の参考問題でした・・・。何故、Aさんも
Bさんも「分かる」のか、もしよろしければ熟考してみて下さい。
来週8/10(火)~8/16(月)まで、お盆期間の休講日を頂戴致します。暑い日が続きます。夏休みも後半戦に突入するの
で、体内時計を乱さぬ様、体調にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さい。