いつもありがとうございます。
名谷校の青山です。
前回に引き続き、塾の果たすべき役割について、中学生に向けてのお話をさせていただきます。
塾といえば中学生。中学生といえば塾。
というくらい、塾に通う生徒の多くを占めるのは、この中学生となります。
高校受験を意識して、そろそろ塾で勉強しないと。
部活と勉強の両立が難しくなってきた。
家で教えるには限界が・・・。家で教えるたび、喧嘩になる。となってくる頃です。
一人でどうにかしようと悩まないで下さい。
家族全員が心おだやかに過ごせるよう、仕事をしている人は仕事に集中できるよう、
アウトソーシングできることは、できるかぎりアウトソーシングに限ります。
そのために塾があります。
さまざまなニーズに応えることができるのが、個別指導の強みだと考えています。
夏休みの宿題ができない。戻り学習が必要なのは分かっているけど、どこに戻らないといけないのかが分からない。
戻り学習を一人でやっても、結局分からないままになっている。
こんな時は、ひとに勉強を教えるのが得意な講師をどうぞ頼って下さい。
中学生は、高校受験を見据えた通塾が前提ですので、内申点を上げる必要があります。
第一は定期テスト対策です。
中間・期末で点を取り、内申点を稼いでいく必要があります。
内申点を取っていくことは、本番の試験に向けての力をつけていくこととイコールになりますので、ひたすら予習・復習あるのみです。
そして学校から出された課題・提出物に困っている場合も、個別指導なので遠慮なく塾にご相談下さい。
部活と勉強の両立が難しいと感じていることや、日常のささいな悩み事についても、「ちょっと年上で、いろいろ知ってるお兄さん・お姉さん」である講師に相談してもらったらいいです。
きっと講師も通ってきた道です。いい解決方法を聞けるかもしれませんし、解決できなくても話を聞いてもらえます。
おうちの人とは、感情的になってぶつかることでも、講師になら案外相談できることもあります。
とにかく勉強面、ふだんの生活面とも、相談できる外部機関として塾を頼って下さい。
当塾では、90分をひとコマとしていますが、苦手な教科をずっと90分もするのがしんどいという子に対しては、45分+45分で、英語と数学を組み合わせたりという授業もさせていただいています。
90分のうちであれば、柔軟な授業組みができますので、そこもご相談下さい。
そして・・・。
高校受験が終わったとたん、塾を辞めてしまわれる方がおられますが、それはちょっと待って下さい。
苦手な教科だけでも、たとえ週に1回であっても、フォローすべきです。
中学までは義務教育であり、はっきり言ってそれほど勉強が難しいということはありません。
しかし、高校の教科書を初めて見たらおそらく圧倒されます。
中学までとは、授業の難易度が格段に違います。
難しいと感じることをそのままにしていると、大学受験の際に焦ることになります。
今度は大学受験です。
高校受験が終わってヤレヤレひと段落と思ったら、すぐまた受験がやってきます。
高一の夏前あたりが、実は最も学力が落ちやすい時です。
高校に受かって気持ちが抜けてしまう子もいるためでしょうか。
身につけた学習習慣まで抜け落ちてしまっては大変ですし、せっかく希望した高校に合格しても、その中で成績下位にいるようでは辛いだけです。
だいたい、中学校の時に塾が必要であったのに、高校で急に必要でなくなるわけがない。
勉強はいっそう難しくなっているうえ、しかも次に待ち受けるは大学受験です。
ここでコケるとその後の人生そのものにダイレクトに影響するというのは、氷河期世代の私たちはよく分かっています。痛いほどに。
早い子は、中3から予備校に行っているようです。
予備校は、大学合格を目指すための専門教育機関ですが、そこへ中3から入り、中3、高1、高2、高3の4年通い、大学の現役合格を目指すというやり方です。
個別指導である当塾の場合は、個別にカリキュラムが組めます。
あくまでも高校合格は通過点であり、大学合格こそがゴールと考えていますので、高校の授業でも理解しにくさを感じた場合は、ぜひご相談下さい。できるだけすぐがいいです。戻る距離は短いに越したことはありません。