こんにちは、個別指導Wam香川統括教室長の木村大輔です。
大リーグでホームラン王争いの単独トップに立つ大谷翔平選手がオールスターゲームに投打の両部門で選出され、その球宴でホームランダービーを大谷選手自身楽しそうにプレイしていました。
野球ファンの私からすれば、投打で大リーグトップとなる大谷翔平選手は日米野球の歴史を塗り替えるだけでなく、漫画でもお目にかからないような選手ですね。毎朝大谷選手のホームラン数の確認が日課となっている今日この頃です。
大谷選手だけでなく、プロスポーツ選手から芸能人など著名人は、メディアを通じて多大な影響力を持っています。その活躍は子ども達はもちろん、多くの人たちに夢や希望を与えています。色々課題を抱えてはいますが、あと数週間でTOKYOオリンピックも開催が確定していますが、出場する世界中の多くのアスリート達は常に人々から注目され、その競技を目の当たりにする私たちはコロナ渦の複雑な思いは持ちつつも、受け取る側として純粋に胸を熱くし応援すると思います。
そして将来を担う子どもたちには特に多大な「夢」と「希望」を与えてくれるはずです。
でも「与える人」とはプロスポーツ選手や芸能関係の有名な人たちだけなのでしょうか?
近年インターネットの普及に伴いInstagramやTwitter、facebookからなるSNS、様々な動画配信サイトなど、誰でも簡単に発信者となり多くの人に影響を与えることが出来るようになりました。
代表的な例として“YouTuber”といわれている人たちがまさにその中心に位置すると思います。さまざまなジャンルから発信者となる人が増え自分の個性や好きなことをまず人に発信することから始め、人からも評価され、さらに発信し続けることで成功し仕事として成り立つようになりました。最近ではYouTubeの枠を超えて活躍している人もたくさんいます。
ですが、SNSの普及以前は、私にとって「与える人」は損をして「受け取る人」ばかりが得をしている、というイメージが少なからずありました。
例えば仕事や勉強でもアナログな当時は、今と比較すれば情報が圧倒的に少ない。そんな時代は成功体験や人に良いとされる情報を教えると、他者に模倣されライバルが増えるため与えると損をすると教える残念な上司もいたのも私史において事実です。
ではそれがすべて過去の事かというと、残念ながら今でもその名残はあると考えたほうが無難とも考えます。
というのも、個人や企業の利益を考えると確かに普通はライバルは少ない方がベター。当時は与える人が評価される環境が少なかったようにも思います。
しかし、ここ数年は情報化社会において「出し惜しみなく発信し続ける」ことのメリット、すなわち与える行為が成長につながると確信しています。
仕事だけでなく勉強においても、インターネットを使えばすぐに調べることが出来ます。多くの人達が自分にとって有益となる知識や経験そして情報を出し惜しみなく第三者に対して与え続けると発信しています。そしてその行為は大人になり「与え続ける人」と「受け取るだけの人」で大きな差となって現れます。
与え続けることで受け取る人からは常に感謝され、さらに自己成長にも繋がり、感謝されることで心が豊かにもなりますが、しかし受け取り続けるばかりでは、その場は上手くいったとしても自己成長につながらず、上手くいかないと心も貧しくなり妬みや不満を口にしてしまいます。
勉強でもそうですが、情報収集するだけのインプット能力だけでは成長速度が遅く、本来の目的である情報を発信するアウトプット能力をさらに伸ばすことこそが、学力を向上させる近道です。
前述のとおり、急激に加速しているインターネット環境により個々の能力を情報提供(与える)をすることで「受け取り続ける人」より「与え続ける人」いわゆる発信者であり続けることが、評価される時代に変わって来たのではないでしょうか。
私も時々各種SNSや動画配信サイトを見ます。当然受信者として何かしら影響を受け、まさに与えられている状態とでも言いましょうか?この時は受け取る側となって見ています。もちろんいいと思ったことや校舎のためになることであれば、必ずメモや写真にとり塾生はもちろん同僚や家族に情報を共有したくなります。小さな発信ではありますが大谷翔平選手まではいかなくても誰にでもできる与える側の人となる手段ですね。
学校の勉強は、学校や塾から教えてもらうことから始まります。誰しも初めはそう、教えてもらったら感謝をして受け取りそして受け取ったものを取り入れ、さらに自分で工夫し実践し発信することを繰り返すことで人は成長します。ここで終わるのではなく教えてもらったこと以上のことを、他の誰かに与える、発信者になることで、それがまた自分を成長させていくというサイクルを生みます。
塾生たちには「授業のあと送り出してくれる保護者に感謝の気持ちを具体的に表現しようね」と言っています。塾の先生に対しても同じです。「ありがとうございました」というあいさつも、その時間に使った机や椅子に対しても。今ではほとんどの生徒が、何も言わなくても次に使う人のために机の上をきれいにして、椅子を揃えてから帰っています。
言葉や情報だけでなく、上記の行動ひとつ取ってみても誰かのあたたかい「発信」は皆が気持ちの良い環境で学習ができるように自然に好循環を生み続けていきます。
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