毎日暑いですね。名谷校の青山です。
さて、今日は「そもそも塾って必要?」
というテーマで書かせていただきます。
塾は必要なのか、不要なのか。
不要であれば、学校の勉強で十分なのか。
先月25日の新聞で、今春採用された公立小学校の教員の採用倍率の全国平均は2.6倍だったという記事がありました。
これは過去最低であり、2倍を下回る自治体も19あったとのこと。
要するに、志望すればそこそこ簡単に先生になれてしまう?というのが今の世の中。
決して特定の先生の「質」をあげつらうわけではありませんが、教職志望者が激減している現状において、今の両親世代が生徒だった頃の学校の先生と、今の学校の先生の質が同じように担保されているとは考えていません。
激務で知られている教職に、あえて応募しようという、ガッツがあり、生徒をどんどん導いていくんだという意思ある優秀な先生方ばかりであることを祈りますが、このごろの私立中学受験の人気ぶりを見ると、あながちそうは見られていないのかもしれません。
今の子は「脱 ゆとり」世代ですが、それを教えるのが「ゆとり」世代の先生だったりします。
公立中学に通う生徒の皆さんには知っておいていただきたいのですが、中学までは義務教育であり、習う勉強もそれほど難しくはありませんが、高校に入学してからは、一気に難易度が上がります。
私立中学に通っている子は、中3ならばもう高校の範囲の勉強を習っています。
その先には、大学受験という大舞台があり、そこでの失敗は取り返しがつかなく、1点違えば合否が分かれるという過酷な世界であり、そこで私立中・高一貫校の生徒とも同じ舞台で戦わなければならないのです。
公立ならば 中・高の6年をかけてやる勉強を、私立中・高一貫校では遅くとも、高3の1学期中には終わらせ、後は受験勉強だけに専念できるという環境です。そもそも公立とは授業時間数が違います。
このような状況において、公立中・高を選ぶ方は、大学受験に際して、十分な武器を揃えておかなければなりません。
そのため、一日も早いスタートを切る必要があります。もちろん、中学生のうちからです。
中学校の勉強で理解しきれていない部分がある場合、それを高校に持ち越してしまうと、その解消は本当に大変です。
難しい授業が毎日進んでいく中、戻り学習をしている余裕はありません。
明日からより、今日から。お気軽にご相談下さい。