暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。個別指導Wam西取石校です。
連日の猛暑、そして夏休みに入ったことでの生活リズムの乱れ、さらにはオリンピック中継の誘惑で、やらなくてはいけないとは分かっていながら、勉強が手につかないでいるのではありませんか。
こんな時、やる気スイッチがあればなあと思った人も多いでしょう。やる気スイッチをポチッと押せば、たちどころにモリモリやる気が湧いてきて、一気に宿題を片付けられるのに、なんて。
実は、やる気スイッチは存在します。脳内の「側座核(そくざかく)」という部分がそれです。「側座核」に刺激が与えられると、「やる気物質」であるドーパミンが分泌され、やる気がどんどん湧き上がってきます。
しかし、問題点があります。それは、やる気スイッチを「オン」にするには少々時間がかかるということです。脳を使い、脳が少しずつ温まってきて、初めてスイッチが入ります。脳を使いはじめてから約5分の時間が必要だといわれています。
では、「側座核」を刺激し、「やる気モード」に入るにはどうすればよいのか。
ズバリ、「やる気がなくても、とりあえず勉強する」ことです。
矛盾は承知しています。やる気がおこらなくて勉強を始められないのであって、つまりは勉強を始める方法が知りたいのに、とりあえず勉強しろというのはおかしな話です。
しかし、脳が活動しない限りスイッチが入らない以上、やる気がなくてもとりあえず机に向かうことがベストな道です。後追いで、やる気がどんどん湧いてきて、「本気」モードに入っていきます。
やる気がおこるのを待っていてもやる気が湧いてこないのは皆さん、経験上、よく分かっているはずです。まずは机に向かうというという第一歩を踏み出して下さい。