茨城県立波崎柳川高校が中間・期末考査を廃止すると発表しました。定期考査の代わりに、単元毎の小テストや課題、授業レポートで成績評価をするようです。生徒にとっては日頃の授業取り組みでアピールできる一方、テスト一発逆転タイプは通用しなくなってしまいます。
定期テスト廃止の是非は人それぞれだと思いますが、塾としては定期テスト対策といった腕の見せ所が一つ減ってしまうことになるので残念ではあります。しかし、その分日々の単元内容や得意・苦手分野を重点的に指導、演習できるようになるため、長期的な視点で見ると内容の濃い指導が可能となります。生徒としても、テストのための詰め込みというよりは、学習単元の正確な理解、自発的な学習に繋がるため、勉強の意義を実感しやすくなるかもしれません。いづれにしても、まだ当教室の学区には定期テスト採用の学校が多いため、引き続き定期テスト対策には力を注いでいきたいと思います。