教育経済学の大学教授に中室牧子さんという方がいます。
『学力の経済学』を著した方として、マスコミにもたびたび登場しています。
この中室さん、わたしの大学の先輩に当たる方なので著作や発言については気になる方でした。
先日、中室さんがラジオか何かで自身が所属する教育再生実行会議についての提言内容を語っていました。
教育研究の最先端の提言です。
キーワードは「ウェル・ビーイング」と「個別最適化」。
「ウェル・ビーイング」とは、一人ひとりの幸せ・社会全体の幸せを目指していくための
精神的な豊かさ、そして健康を育むことです(大ざっぱに言うと、です)。
そして「個別最適化」ですが、どういうことかというとテクノロジーを活用した新しい教育形態が構想されています。
ただ全部一気にオンラインで、といった乱暴な話ではなく、
あくまで対面授業、集まるということを軸にしたままICTを活用して一人ひとりにピッタリの指導体制も敷くことで
教育の公平性を高めていこう、というものです。
内容は個別に多少ちがっていてもサービスそのものは同じ。なるほど公平だなと思います。
というか、その考え方・視点自体Wamとかなり似ているのでは、と、中室さんの話を聞いてテンションが上りました(!)。
Wamはたしかに個別指導塾ですが、それに加えてテクノロジーを活用したより「個別最適」
な指導形態を前向きに目指しています。
昔ながらのスタイルの良さはそりゃああります。ありますしそれを突き詰めることも日々していますが、
シンプルにもっと良くしていきたいのです。
どっちが優れている、といった考え方だけでは前に進めないよね、ということです。
…固い話になりました。
日々三者面談を行っております。
一人ひとり、どう指導すればこの先もっと成長できるか、こんな時間まで考えています。
でもこんな話まで面談でするわけにもいかない^^;ので、ブログで書いちゃいました。
(もし気になる方は「ポストコロナ期における新たな学びの在り方について」に詳細載っています)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/pdf/dai12_teigen_1.pdf
個別指導Wam出来島校 近藤
PS夏期講習、募集中です!