駅前高等部からです。7月を前に今日は大変な酷暑日です。
さて、いまは県内の多くの高校がテスト期間に入り、いまも自習で高校生たちがやってきます。それが終了し、すこしすれば夏休みに入るのですが、例えば高校1、2年生で、この夏休みの勉強方針はスタート時点の実力によって相当に違ってくるかと思います。偏差値60以上ある学力の高い人は、予習先行で貪婪に知識を吸収していけばいいでしょう。学校の授業などおかまいなしに進めていくべきです。
しかし、学力の足りない生徒は、一度高校入試のまとめのような問題集に当たって、基礎事項を完全に血肉化しておかないといけません。英語を例にとれば、中学レベルの文法が有耶無耶なのに、高級なことを積み上げようとしてもできるわけがありません。特に中2内容の文法事項がポイントで、意外とこの期間の単元があやふやな高校12年生(3年生でも)が多いのです。
「このクラスの30人の中で誰が一番速く走ることができますか」。
これを澱みなく英語でいえるでしょうか。
本日はこれだけです。