教室ブログ

2021.06.10

国語という教科

こんばんは。亀田東校の青木です。今日はちょっと真面目な話ですね。

 

「国語の勉強法ってどうしたらいいの?」かなり聞かれる質問です。

私は国語こそ授業で取ってほしい科目ですね。一番教えたい教科です。

 

まず、国語は「読む」と「答える」は違う作業です。「読む」は「答える」ときの探す部分を限定するためにやります。だから、読めてないと答えを全体から探さないといけません。時間がかかります。

 

次に、国語の問題は大きく分類すると「言い換える」「比べる」「因果関係」3種類しかありません。傍線部が違うと何パターンもある問題に見えてしまいますよね。しかし、「答える」は三パターンしかないのです。

 

私はなぜか読み方、答え方を明確には教えてもらった記憶がありません。中学生の問題集とかの説明文のヒントが謎すぎる。

「理由は接続詞に気を付けて読もう!!」

「接続詞がないときは文脈をたどって答えを探そう!!」

「繰り返し出てくる言葉が重要だ(答えだ)!!」

「重要語句をしっかり捉えよう!」

接続詞がない時は違う考え方をしないといけない。繰り返しているから重要(答え)とか意味が分かりません。「『しっかり捉えよう』ってその捉え方がわからんのだろうが!!」と突っ込みたくなりますね。

テクニックは本質をある角度で捉えたものでしかありません。

 

こんなこと言っている私も国語は苦手でした。だって、なんかテクニックだけ教えられていた気がする。テクニックのみの思考で、テクニックが使えないときに自分で考えることができませんでした。(数学でいう初見の問題が解けないというのと同じですね。)

 

国語をテクニックに頼らなくてよくなる基礎力が「漢字」、「文法」です。

その後、三パターンで問題を分類し、そこから「思考」すると非常に安定します。方程式を解いているような感じ。

 

しかし、国語の「言い換え」はある程度幅を持ちます。数学はここが数学と国語の違いだと思います。

 

ここですべてを説明することはできませんね。Wam亀田東校では国語の本質に迫った授業を展開しています。

 

ぜひ国語に悩んでいる方は亀田東校まで!!

 

 

 

 

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