先週の出来事です。
中山校に車で向かう途中のことでした。
初老のおじいさんが、横断歩道を渡ろうと、
自転車から降りて、待っていました。
私は車を停止させて、おじいさんに渡ってもらいました。
横断歩道を渡り終えたおじいさんは、
自転車に乗る前に立ち止まり、
私に向かって頭を下げてくれました。
普段は、さーと渡っていく方が多いので、
とてもうれしかったです。
ほんのちょっとした行為が、
こんなにも、心をほっこりさせてくれるものかと思いました。
さて、定期テストが終わりました。
テスト期間中は、思うように勉強が進まず、
イライラを周りにぶつけたりしませんでしたか?
テスト勉強に集中するあまり、
家でのお手伝いをおろそかにしませんでしたか?
そんなことがあったとしても、周囲の人たちは、みなさんに気を使ってくれたでしょう。
みなさんの気付かないところで、
家族の方たちは、テスト勉強に集中できる環境を作ってくれていたはずです。
定期テストが終わった今、両手を上に伸ばしてみたり、ちょっと深呼吸でもしてみましょう。
テスト勉強は確かに大切ですが、周りへの感謝の気持ちを忘れてはいけません。
テストが終わって、心に余裕がある今だからこそ、
照れくさいかも知れませんが、周りの人たちに感謝の一言を伝えてみましょう。
あのおじいさんのように、心に余裕を持って、
次に向かっていきましょう。
中山校 渡辺