こんにちは!!!小曽根校田中です
今日から6月
唐突ですが
平成30年 兵庫県公立高校入試問題
国語 大門1
「トライやる・ウィークの礼状」についての問題
拝啓
紫陽花が目を楽しませる季節となりました。
皆様お変わりなくお過ごしのこと・・・・
・・・お体を大切にしてください。
敬具
六月八日
みどり中学校 二年二組
桜井 春香
問1
紫陽花が目を楽しませる季節となりました。の時候の挨拶について
述べた意見として適切なものを、次のア~エから一つ選んで、
その符号を書きなさい
ア・「八十八夜を過ぎ、茶摘みの便りが聞かれる季節となりました。」を使ってもよい
イ・「木犀の良い香りが漂う季節になりました。」を使ってもよい
ウ・「麦畑が黄金色に染まる季節になりました。」を使ってもよい
エ・「燕が去り、雁が渡ってくる季節となりました。」を使ってもよい
今の中・高生ではなじみのない手紙文ですし
その中でも使う頻度の少ない時候の挨拶
結構難しい
答は
ウ
そもそも文章にある六月八日が紫陽花の季節ということに合わせなくては
なりません
アの八十八夜・茶摘みは5月初旬
イの木犀は9月の下旬~10月初め
ウの麦畑が黄金色に染まるから5月下旬~6月初め
エの燕がさり雁が渡ってくるから初秋~晩秋にかけて
黄金色に染まると聞くとついつい秋をイメージしますよね
でも 麦畑は初夏の季語なんです
昔から日本人は季節の移り変わり
を自然の変化・植物・動物の生態
と合わせて感じてきました
今や
畑や田んぼは近くになく
山や森や林
川や海 も休みに行くくらい
身近ではなくなりました
年中冷暖房が効き
食品なども旬でなくても揃う時代です
だからこそ季節を肌で感じたり
言葉にすることが大切だと思います
初夏
今週は梅雨も中休み
少し暑い日が続くようですが
たまには
いい天気ですし
公園にでもでて
自然を感じてみてはどうでしょう