5月も早いもので最終週になりました。日本各地では梅雨(つゆ)入りしました。
関東ではまだですね(5月28日現在)。
梅雨というと近い言葉に五月雨(さみだれ)があります。
五月雨は今の時期に降る断続的な小雨のことをいうので、梅雨と同意のように使われることがあります。
現代で言うと松尾芭蕉が「奥の細道」で詠んだ句に
「五月雨をあつめて早し最上川」
とありますが、旧暦の5月、つまり今の暦で6月から7月上旬にかけて芭蕉が最上川(現在の山形県)を旅していたことが分かります。
梅雨という一つのキーワードから、
・五月雨→読み方
・五月雨の詠まれた句
・旧暦と新暦の違い
・「奥の細道」で芭蕉が最上川を訪れた時期など
数え上げればきりがありませんが、様々なことを調べるきっかけになります。
他にも、梅雨はなぜこの時期に起こるのか
など中学理科を学ぶ上では必須の知識ですね。
日常の言葉からも学習のきっかけが多くあります。
日々のなぜ、どうしてを大事にして、少しでも学習を楽しくしていきましょう。