教室ブログ

2021.05.27

分ける必要はない!

みなさんこんにちは、東山崎校副教室長です。

全ての学習の基本は暗記です。

理科・社会は暗記で、国語・数学・英語は積み重ねと言われます。誤解を恐れず言うなれば、「暗記教科・積み重ね教科を考える必要はない」です。理科や社会は積み重ねがないのか、国語数学英語に暗記はないのか。その答えは、暗記・積み重ねと分類することが間違っているのです。

では、積み重ねの教科と言われる国語で考えていきましょう。

当たり前のことですが、国語は日本語を学びます。語学なので文法や文章読解の問題が出されます。しかし問題を解く以前の状態として漢字・熟語といった語彙力がなければ国語の問題を解くことはできません。この力は、一朝一夕ではつきません。日々の学校での学習や読書といった日常の学習から語彙力を増やしていく必要があります。つまり、各学年で習う漢字の積み重ねが必要となります。では、どのように積み重ねていくのかというと、極めて単純です。「暗記」です。語彙力を増やすためには暗記が必要となってきます。語彙力があると文章理解が容易にできるようになるため、読解問題に強くなるのです。現在、教育改革のなかで「表現力」「思考力」「判断力」が必要と言われています。語彙力がつけば3つの力を養う礎となります。そうすることで、適切な指導の下に解放テクニックを習得することができます。ここまでが暗記による学習になります。

ここから、積み重ねの学習と言われる部分に突入です。

解法テクニックと言っても単純ではありません。この考え方の理屈を理解しないと、どうもこうもならなくなります。点数にばらつきがあるという話をよく聞きますが、その原因は単純です。「正しく理解していない。」ただそれだけです。

この原因の解決法も簡単です。「正しく理解する」ただそれだけです。

例えば、問題を解いた時、答え合わせをします。〇×つけます。

×は解説を読んで理解しようとします。しかし、ここで解説を理解できる力がついているか、否かが問題になります。力がついていれば解説を読んで理解修正し、次に進みます。これでOKです。

力がついていないとき大きく2つに分かれます。1つ目は、「分からない」を解決することです。学校や塾など適切な指導を受ける環境があり、「分かった」「できた」にして次に進むことです。

2つ目は「分からない」放置し、そのまま次に進みます。「分からない」をそのままにします。当然、どんどん「分からない」が増えて取り返しのつかないことになります。

2つ目に当てはまるときは、直ぐに対策を取りましょう。対策は簡単です。本当に分かっている人に質問をする。ただそれだけです。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言います。一歩踏み出しましょう。

最も厄介なのが〇のついた問題です。〇だと安心し、できたと思います。ここに落とし穴があります。〇にも大きく2つあります。「自信を持って正解した〇」と「自信がないたまたま正解した〇」です。「自信を持って〇」になった問題は何の心配もありません。しかし、「自信はないけど正解した〇」が問題なのです。「自信はないけど正解した〇」のことを以降、「怪しい〇」とします。

「怪しい〇」がついた問題は「できた」となって次に進みます。そのため、次に同じ系統の問題が出た時、正解できるか否かは運次第となってしまいます。自信を持って解ける問題か否かは本人にしかわからないというのが現実です。しかし、この怪しい〇を他者が発見する方法もあります。それは、「解説をさせる」ということです。その解説があやふやであった地間違っていれば「怪しい〇」となります。「怪しい〇」を「本当の〇」にすることで、次に同じ系統の問題が出た時に自信を持って答えることができるようになります。

暗記と積み重ね相互に関係しあっています。どちらが欠けても点数を伸ばすことはできません。暗記偏重・積み重ね偏重になると努力の割に成果が出ないというジレンマにはまってしまいます。暗記すべき「とき」「こと」「もの」は暗記をしましょう。

最後に、国語は全ての教科の礎となる教科です。英語・数学に比べると軽視されがちですが、国語力が他の教科の結果を左右します。左右、入試問題では国語力の差がでます。そして、国語力をつけることは、英語や数学に比べ時間と労力がかかります。国語は、英語や数学に比べ学んできた時間・日常で使っている時間がはるかに長いです。国語を如何に学び、使ってきたかが大きな差となることは明白です。

英語や数学は勉強するぞという意識と行動で行いますが、国語は「特別な教科」です。日々の何気ない会話・文章が国語の学習となります。このことを真に理解したとき、日々の積み重ねによって国語力は飛躍的に上がります。

 

 

 

 

 

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