おはようございます。多肥校木村です。ここ最近の楽しみの一つに大リーガーの大谷翔平の活躍があります。
ベーブルースの再来とまで言われている彼の活躍には本当に驚かされると同時にとっても興奮します。
私自身、学生時代野球に打ち込んでいた事もあり、NPB観戦もメジャーリーグ観戦も楽しみな娯楽の一つであり特に米メジャーリーグに渡った松井、イチローをはじめ彼らの哲学には興味があり本を買ったりTVでも特集は欠かさず見てきました。
野球に限らず、すべての運動競技において秀でたトップアスリートは学業も優秀なことも今ではめずらしくありません。
学業が優秀な分析力があるからスポーツでもトップアスリートになるのか?
トップアスリートの思考回路分析能力があるから学業も優秀なのか?
まさにニワトリが先か卵が先か?ですね。
私なりの解釈ではありますが…
「文」を極めるには、「武」によって培われる健全な心と体が必要であり
「武」を極めるには、「文」によって培われる論理的思考が必要だと思います。
スポーツに限らず、優秀な医者や経営者や弁護士になれる学力を持ち、武道もトップアスリート…そんな人は私も数えるほどしか出会っていません。勉強だけを一生懸命毎日していても、心身の発達においては偏ってしまうと思います。
また、運動や技術を一生懸命磨いても、それだけでは、上位・トップアスリートと呼ばれる事は難しい。だからこそ「文武両道」であると思います。
勉強するなら、健康的な体を手に入れ、さらに忍耐力・精神力の向上。運動で上位・トップアスリートを目指すなら自分の体に最高のトレーニング論を学ばなくてはならない。集団や団体の競技なら、戦術から先を読む力を養わなければならない…
学問と運動は、常に表裏一体ではないかと思います。一番の理想は“文武一貫”に基づいた指導を小中学生時代から意識すべきと思います。
文武両道は人によって解釈も様々であり先ほども述べた、「武からの学力向上」「文からの技術向上」を目指し個々の力量に応じた指導方法を用いなければならないはずです。
そして学校や塾はそのために協力を惜しまないという態度を見せて、初めて「文武両道」の精神が語られるのだと思います。
とはいえ聞くのと実際に実践し続ける事はなかなか難しい。私木村の経験からいうられば、文武両道とは必須ではなく、できる限り目指すものであると考えます。
塾業界にいると良いか悪いか別としてスポーツは不要!勉強勉強また勉強という先生方とも一定数お会いしますがスポーツであれ学業であれ「人は何か秀でているのが素晴らしい」のではなく、どう努力したかが素晴らしいのだと思います。
その努力は誰にも否定できない崇高なもではないでしょうか?
私の仲の良い友人とでも言いましょうか?年齢は二回り近く離れていますが、Bリーグ(昔はBJリーグ)の香川ファイブアローズを引退した選手がいます。現役時代よく四国内の川や海に一緒に遊びに行きました。
彼らは有名中学から強豪校へのスカウト、更に明治大学や専修大学など名だたる強豪校からスカウトされ大学リーグで大活躍しプロ入りした選手が数名います。彼らももう今は引退しましたが時々連絡はあります。
顔はイケメン、背も高く筋骨隆々、当然めちゃくちゃモテる。花のあるバスケ業界から引退が近付いてくるにつれ彼らからバスケから離れ社会人となる恐怖というか怯えといっても過言でないよく相談も受けました。
そうなんですね、私が付き合ってきた友人はスポーツ一本でいわゆるトップアスリートになった代表例ですね。
それはそれは怖かったと思います。彼らが30歳前後でアスリートとしてピークを迎え引退の2文字が現実となったとき社会はピカピカの1年生で飛び出さなければならないと言う事。
類まれなる運動センスと身体的能力で30歳まで走り、眩いスポットライトの中で過ごした彼らも「武」においては血と涙のにじむ努力をしてきた事は尊敬に値していました。
しかし“本当の社会を知らない彼らに私は本をたくさんプレゼントしました”そして読書の大切さ、勢いだけでは社会では通用しない、哲学的思考で社会を見る重要性を生意気ながらアドバイスしたことをはっきり覚えています。
あれから7~8年経ち、紆余曲折あったそうですが今では皆家庭を持ち社会で活躍しています。ただ口をそろえて「文武両立すべきだった」と飯の席で何度も悔いた言葉を聞きました。
もっと簡単にいうと、勉強も部活も両方とも同じくらい頑張っとけばよかったということです。「バスケはできるけど、勉強はしない」「頭はいいけど、部活は無理」というような人も少なくありません。そんな人には今一度、文武両道のメリットを理解してほしいと思います。
文武両道のメリットは人生の選択肢が広がること。なぜなら、受験や進学、就職活動などの人生の大きな選択をするとき、勉強は避けてとおれないからです。逆に言うと、文武両道をしなければ将来の選択肢は大きく狭まります。
人生で最も大きな分岐点ともいえる就職活動でも、学力が必要となります。大手企業ごとに学力の試験が必ずあり、そこに通らなかった学生は面接を受けることすらできません。悲しいですよね。
ですが、それまで勉強をしてこなかった人がいきなり勉強をしようと思っても、難しいのが事実です。
なぜなら勉強は、野球で言えばキャッチボールからはじまり、素振りの練習、バスケならボールハンドリングの練習、柔道や空手なら型と一緒、基礎練習の反復は勉強でも同じ「習慣」と「継続」。この積み重ねが大切だからです。
このように文武両道をしていれば、重要な選択を迫られたときの選択肢が増え、選択肢が広がれば、納得感のある決断ができるでしょう。あなたの可能性を最大化するためにも文武両道が大切であり相乗効果も見込めます。
例えば、勉強で培った計画性や分析力が野球やバスケにも還元され、サッカーで培った体力や集中力が勉強でも発揮されます。このように勉強を頑張ることが、結果的に自分が頑張りたい部活での成長にも繋がります。
社会人になったとき、文武両道をやっておけば、必ず「よかった!」と思えます。なぜなら「文武両道力」とでも造語を作りますが、社会人になってからの方が、必要不可欠なものとなるからですね。
例えば、仕事以外の時間で色々な資格の勉強をしたり、仕事で昇格試験や責任ある立場になったときに備え知識の勉強をしたり、仕事と勉強を両立することが必要になります。
これは時間のある学生のうちに文武両道をする習慣をつけることをお勧めします。
時間に余裕がある学生時代に文武両道をしてこなかった人が、社会人になっていきなり両立をするのはかなり難しいことです。
学生時代に、文武両道の習慣をつけておくことが社会人生活を助けてくれます。仕事以外でも趣味との両立力にも役立ちます。
私自身、休日によく仲間とバイクでツーリングに行きますが今では文武両立ではなく仕事家庭趣味の両立ができています。
そう、私自身学生のうちに文武両道を頑張って良かったと心から思っている一人です。
その他は、文武両道を実践してきた事により得られる「スキル」として「集中力」「勉強への耐性」「計画性」「効率性」「自分がどうやれば頑張れるかを知っている」など文武両立はメリットざんまいなんですね。
今、スポーツ少年団や中高での部活動に励むお子さんを持つ親御さんにお伝えしたいテクニックというか考え方のひとつに、大谷翔平選手が学生時代実践した目標達成シート、マンダラチャートかなり役立ちますので参考にされてみてください。
もちろん学習でも活用できますよ!wam多肥校では勉強のマンダラチャートを書いています。
マンダラチャートは私木村自身もWamの統括教室長業務でもよく活用させてもらっています。
【目標計画】大谷翔平が高校時代に立てた目標達成シートがビジネスでも使える!-エムタメ! (mtame.jp)
出典:スポーツニッポン
オススメですよ。マンダラチャートに関してはまたどこかでこのブログにて書こうと思います。
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