中学生は、定期テストが返されており次々と結果報告があります。
今回のテストは出題範囲(学校によって多少異なります)が比較的せまく、1年生は学年最初のテストだったこともあり、全5教科しっかり点数がとれていました。
2.3年生についてもテスト対策を万全に行ったこと、そしてなによりも生徒自身が非常に頑張ってくれた結果だと思います。
ただ、2・3年生は前学年の単元からの出題も多く、特に英語は前学年の授業自体、生徒・保護者の方から学校の授業としてはやってない、もしくは1,2時間程度だったと聞きました。
英語教科は昨年、小学校において、中学年(3・4年生)で「外国語活動」を、高学年(5・6年生)で「外国語科」いわゆる授業として導入されたため教科書を使い英語の授業を学んでいます。
小学5年生からは、国語や算数などの教科と同じように「外国語」(英語)が正式教科として授業に導入されて、小学5、6年の2年間で中学生の習得する英単語数の約半分となる600~700単語を習得しなければなりません。中学1年生で習っていたような文法を使って基本的な表現ができる授業が進んでいくのです。
学校ではいわゆる4技能、「聞く」「話す」「読む」「書く」の習得を目指しています。実際には英語の授業があまり進んでいないと、ある小学校の先生から聞きました。確かに4技能を使う能力が小学校の段階で身につくことで、中学高校と続く英語学習をより深め英語能力の向上になると思います。
ただ先ほども、中学校のテスト範囲でふれましたが、2,3年生は教科書改訂により、本来習う単元が前学年に移行している関係で、学校で授業を受けてない、もしくは理解できていないままテスト範囲としてだされているということです。
今回の定期テストではそこまで深刻にと、思われるかもしれませんが3年生は6月から始まる診断テスト(全7回)さらに、高校入試には必ずと言っていいほど毎回出題されている重要な単元なのです。
子どもたちの精神的負担や学習格差などのケアも必要ではないかと考えます。
以上のことからも、目まぐるしく変化している英語教育のサポートができるようWam香川では常に授業とは別で英単語の強化に取り組んでいます。
生徒の学年や学習状況にあわせ授業前、もしくは授業後などに教室にて英単語のプリントを生徒が自主的に取り組めるよう準備しています。
このような取り組みの成果が生徒の成績に結果として表れています。
ある生徒は英語が苦手で通塾するようになりましたが、たった数か月で大幅にテスト結果があがりました、個人差はありますが英語の基本である単語に触れる環境と習慣がかわり、単語だけじゃなく文法に対しても前向きに取り組めるようになり確実に進歩しています。
成績が伸びている生徒との会話で
『学習時間が増えた』『自習室をよく利用した』『日々の積み重ね』
などが共通していました。
ですが『学習時間が増えた』この言葉だけだと、なんの変哲もない当たり前と思われますが、ただ単に学習時間が増えたのではなく、日々の個別授業から【スモールステップ】いわゆる英語であれば単語からなど、小さな成功・わかった・できたの積み重ねになっているのです。
授業ではわからない事を少しでもなくし、講師が生徒ひとり一人に合わせることで学習意欲に変化が見られ、おのずと自習室の利用頻度や講師との関りも増えていきます。
生徒によってはテスト期間にかかわらずから普段から習慣化されていくのです。
ですから『自習室をよく利用した』につながります、最初はWamでの授業前、授業後でしたが学校帰りに毎日くる生徒も多くなりました。
自習室利用の声掛けは講師から率先して行なっています。今までは自宅や図書館、飲食店などで自習していた生徒も自習室に来るようになりました。
生徒によっては学習環境を変え、自習中に講師が生徒たち一人ひとりの質問に熱心に答えている姿をみて、講師と生徒との信頼関係が確実に成績向上の一つであることは間違いないと思います。
一人でどんどんすすめられる子どももいれば、誰かがサポートしてくれることで進める子どももいます。
結果、前進していることは同じです勉強ができる子ども、勉強ができない子どもそれぞれに悩みは必ずあります。
今後も引き続き、Wam香川は地域の皆さまのお役にたてるよう、学習同様【スモールステップ】ではありますが、子どもたちのために出来ること事を日々努力していきます。